姿勢が悪いと、なぜ筋肉が弱るの?
スマホやデスクワークが多い現代では、無意識のうちに姿勢が崩れがち。
そうした姿勢を続けていると、本来使うべき筋肉は働かなくなり、代わりに他の筋肉が頑張りすぎて固くなるというアンバランスな状態に。
つまり、「使われない筋肉は弱くなり」「使いすぎた筋肉は固まる」のです。
この状態で筋トレをすると、フォームが崩れたり、代償動作によって狙った筋肉が使われず、逆に体を痛めてしまうことも。
まずは、筋肉を正しく使える状態に整えることがとても大切です。
例① 猫背姿勢
固まりやすい筋肉:
・胸(大胸筋)
・首の後ろ(後頭下筋群)
・肩まわり(僧帽筋上部)
弱りやすい筋肉:
・背中(菱形筋、僧帽筋中部)
・お腹(腹筋群)
・首の前(前斜角筋など)
猫背になると前側が縮まり、背中が使われなくなりがち。呼吸も浅くなり、自律神経やメンタル面にも影響を与えます。
例② 反り腰姿勢
固まりやすい筋肉:
・腰(脊柱起立筋)
・太もも前(腸腰筋・大腿四頭筋)
弱りやすい筋肉:
・お腹(腹横筋・腹直筋)
・お尻(大臀筋)
・もも裏(ハムストリングス)
見た目は姿勢が良さそうでも、体幹が不安定で腰に負担がかかりやすく、腰痛や脚の疲れにつながります。
大事なのは「整えてから動く」こと
筋肉を正しく働かせるには、まず以下を整えることがカギです:
✔ 背骨のしなやかな動き
✔ 肩甲骨・股関節の正しい位置
✔ 固まった筋肉のリリースと、弱い筋肉の活性化
これが整ってはじめて、トレーニングの効果はしっかり出てきます。
筋トレも大事。だけどまず“整える”ことから
もちろん筋トレは、体を引き締めたり筋力アップのために大切です。
でもその前に、「整える」ことで、体はもっと安全に、効率よく変わっていきます。
そこでおすすめなのがピラティスのエクササイズ。
姿勢や骨格のズレを整え、使えていなかった筋肉を目覚めさせてくれるので、トレーニングとの相性も抜群です。
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「整えてから動く」ことで、体はもっと楽に、そしてしなやかに強く変わっていきます。
気になる方は、ぜひ一度体験してみてください!
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