ピアノ上達|小指が弱いのはなぜ?鍛える練習法と毎日のコツ

Kana K

 

かなでピアノスクールのかなです。

ピアノを弾いていて、**小指の音が弱くて埋もれてしまう…**という悩み、よくありますよね。

小指って、他の指よりも細くて短くて、筋力も神経も弱め。
しかもふだんの生活ではほとんど使わないから、意識しないとずっと“お客さん状態”のままなんです。


小指の筋トレには「今の曲」と「別の練習」どちらも必要

小指を鍛えるには、いま弾いている曲の中で、
小指を使うパッセージをゆっくり何度も弾く方法があります。たとえばショパンのスケルツォのような場面で、sf(スフォルツァンド)を小指1本で確実に鳴らすなど。

…だけど、ここで私の本音を言うと、
「その練習ばかりに時間を取られて、曲に飽きる」っていうのがくせ者^^;

曲の中でやるのももちろん大事なんだけど、
「はやく次に進みたい!」っていう気持ちが出てきて、
集中力が切れたり、モチベーションが落ちたり…よくあるんです。

だからこそおすすめなのは、**“指トレーニングの時間を別に設ける”**こと。


スケールやノンレガート練習で小指に集中する時間をつくる

短時間でできるおすすめは、

  • 1オクターブだけのスケール練習(両手)

  • ノンレガートで音の粒をそろえるトレーニング

  • 小指の音だけを他の指と同じ音量で出せているか確認する意識練習

これだけでも、かなり音の出方が変わります。

特に「時間がない」「毎回曲だけで終わる」という人は、1分だけ小指チェック練習を入れるだけでも効果アリです^^


練習中の曲に時間をかけすぎて飽きちゃうより、
目的別に練習を分けた方が、ストレスなく上達も早いです。

今日から小指をちょっとだけ主役にしてみてくださいね。

かな

次回:「オクターブでメロディをなめらかにつなげるコツとは?」

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