練習に「理由」をプラスして、もっと上達♪

akiko_pf

皆さまこんにちは!ピアノ講師のakikoです(^_^)

 

最近、私の地域ではだんだんと暑くなってきました。

それだけで練習する意欲が減っていきそうです…

ピアノは室内でできることだから、まだいいですよね!

 

今回のコラムでは、練習のときの意識についてお話しようと思います。

 

どうしてこの内容のコラムを書きたいと思ったかと言うと、生徒さんの中でよくある質問が、

「練習量が足りてないのでしょうか?」

「普段どれくらい練習するべきですか?」

といった内容だからです(^_^)

 

確かに、練習量は気になるところですよね。

実際に、ピアノを10分弾くよりも30分弾いた方が指の運動にもなりますし、ピアノに向かう時間が長くなるので、もちろん長い方がいいのは確かです。

 

ただ、ダラダラと30分演奏する、1分半の曲を何度も通して弾く、10分の曲を2回くらい弾くだけ、を定期的に続けるだけで、上達していくのでしょうか?

 

もちろん、弾かないよりは弾いた方がいいので、忙しかったり練習に身が入らない日は、とりあえず指を動かすという点では、上記の練習方法でも効果はあります。

実際に私も忙しい日は、「とりあえずこの曲を忘れないように通し練習しておこう」というときは多くあります。

 

今回は、そんな練習ばかり続けていても上達していかない、という話をしたいと思います!

 


ピアノ練習って、例えばどんな練習方法がありますか?

片手練習、部分練習、歌いながら弾く練習、弾かないでメロディを歌う練習、低音だけを弾いてみる練習、メロディラインを弾いてみる練習、ゆっくり弾く練習、メトロノーム練習…まだまだ探せばありますよね。

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まずは、上記のような練習は必ずしてほしいです!それが大前提になります。

練習DAYがあったら、上記の練習方法の1つ2つだけでもいいので、ぜひ取り入れてみてください。

 

そして、そのとき大事なのが、

「それは何のために練習しているのか」ということです。

 



例えば、「先生に言われたから片手練習しよう」「メロディ歌っとこうかな」と、何も考えずに取り組まないでほしいのです。

 

片手練習することで、片手ずつに意識を向けることができて、両手で弾いたときにそれぞれの音色を感じられるから、など、理由を知ることが大切です(^_^)

 

メロディを歌うことは、次に両手で演奏したとき、そのメロディが今歌ったように綺麗につながるように弾けるようになるため、などなど☆

 

ただし、これは実際にやってみないと理由が分からないと思います。

練習は自分のためにやることなので、自分が感じていかないと上達しないからです。

 


分からない場合は、ぜひ一旦、曲をまずは通して弾いてみてください!

すると、「何が足りないのか」が少しずつ分かってきます。

どうしても分からなかったら、そのときは、レッスンの出番(^_^)

 

通して演奏してみて、「あれ?右手がよくミスするな」と思ったら、右手だけ練習してみましょう。

 





さらに私がよくやっていることが、次の日の目標を決めることです♪

その日最後に通して練習してみたときに、まだミスしてしまったり、納得いかない部分があれば、次の日の課題点としてメモしておきましょう!

 


ぜひ、練習するときには、ただダラダラ弾くのではなく、

「どうして今この練習をしているのか」

「この練習をすることで、どんな効果が出るのか」

を、ちょっと考えてみてくださいね!

 




楽しいピアノライフを送りましょうね♪

ではまた、次のコラムでお会いしましょう!

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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