カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「海外育ちの子 小学校編入①」のお話です。
今回お話する「海外育ちの子」とは、私の10歳になる息子のことです。
タイトルにもあるように、今回、初めての一時帰国中に小学校に2週間ほど編入することになりました。
私自身、編入に向けての手続きなどは全く知らず、初めて知ったことも多かったので、
同じように海外に住んでいて、日本に帰国した際にお子さんを学校に編入させたいという方、
または同様の経験をされた方に向けて、今日はお話していきたいと思います。
海外在住の子どもが日本の学校(今回は小学校)に編入する際、
公立の学校であれば、その市のホームページに「編入申請」の案内があります。
私もそこから申請しました。
その際に必要だったのは以下の2点です:
•息子の名前(日本語名)が確認できる書類(私は戸籍謄本を提出)
•滞在先の証明書(私は父に書面を作成してもらいました)
この2つを提出すると、教育委員会から「受け付けました」というメールが届きました。
日本に帰国してからは、まず教育委員会に行って、編入用の書類を1枚受け取りました。
その後、編入予定の小学校にて校長先生との面談がありました。
息子も一緒に参加しました。
この面談は堅苦しいものではなく、リラックスした雰囲気でした。
実はその小学校は私の母校でもあり、校長先生もとても優しい方でした。
私が「ここの小学校を卒業しました」と話すと、
先生は年齢を逆算して当時の卒業アルバムを持ってきてくださり、
「これママだよ」と息子に写真を見せてくれました。
面談の後はいよいよ投稿日を迎えるのですが、
いきなり1人で登校するのは、息子にとってはかなり緊張することです。
実際、面談や学校を訪れた際にも、息子はとても緊張していました。
彼は5年生に編入するのですが、その日はちょうど5年生がプールの授業中で、
校長先生が「見に行こうか」と声をかけてくださり、私たちは一緒に見学しました。
息子は少し引き気味で、そっと覗くようにプールの様子を見ていました。
先生が2人ほど来てくださり、挨拶をしましたが、
日常で日本語に触れるのは、私との会話のときぐらいなので、
日本語で話しかけられると息子は黙ってしまい、戸惑っている様子でした。
ただ、1人の先生が英語で「英語話せるの?」と聞いてくれたときには、
すぐに「Yes」と返事をしていて、
やはり日本語はハードルが高くても、使い慣れている言語ならば、
初対面の人ともコミュニケーションが取れるのだなと感じました。
今回、私が一番心配していたのは、息子が日本語でしっかりと会話ができないことでした。
聞けば理解はできるのですが、自分の思いを日本語で返すのが難しく、
使えるのは単語やフレーズなど、限られた表現だけです。
そのため、先生や他の子どもたちに迷惑をかけてしまうのではと不安もありました。
でも、学校の先生たちは「2週間という短期間で、しかも初めての編入ということもあり、
授業にしっかりついていくというよりも、体験として学校生活を楽しんでもらえれば」と話してくださり、
まずは温かく受け入れていただけたことが何よりありがたかったです。
また次回は、実際の学校での息子の様子についてお話ししたいと思います。
同じように編入を検討されている方は、
私の実家のある市では「1ヶ月前までに申請」が必要だったので、
少し早めに情報収集されることをおすすめします。
今日は「海外育ちの子 小学校編入①」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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