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中国人の義理両親との暮らし#3(冷たい飲み物はダメ?)

Higa

Hello! 日本語教師のHazukiです。

私は、中国人旦那の両親と同居しています。
3歳と1歳の子供を一緒に育てています。

今回は、「冷たい飲み物をあまり飲まないこと」についてお話ししたいと思います。

中国の方は、一般的に冷たい飲み物ではなく、温かいお湯やお茶を飲む習慣があります。

義理の両親は、毎日やかんでお湯を沸かして、家の中でも外出先でも“熱いお湯”を飲んでいます。
thermos(保温ボトル)は必需品で、どこに行くときも持ち歩いています。

沖縄出身の私は、暑い日には冷たい麦茶やジュースが飲みたくなりますし、
氷を入れた飲み物が大好きです。
日本では、飲食店でも氷入りの飲み物が当たり前に出てきますし、
家庭の冷蔵庫にも製氷機がついていて、氷がいつでも使える環境ですよね。

そんな私にとって、「冷たい飲み物がない生活」は、最初は正直つらかったです。
我慢して常温のお茶を飲んでも、どこか満たされない気持ちでした(笑)

特に印象に残っているのが、出産後の出来事です。
日本では「水分補給をしっかり」と言われますが、私は冷たいスポーツドリンクを飲もうとしました。
すると、義理のお母さんに「冷たいのは絶対だめ!」と怒られてしまいました。

お義母さん曰く、「体を冷やすと母乳が出にくくなる」「子どもがお腹をこわす」とのこと。
中国では「体を冷やす=不健康」という考え方がとても強く、
特に女性や子どもは体を温めることが大切だとされています。

その日から私は、だんだんと温かいお茶や白湯(さゆ)を飲むようになりました。
最初は慣れなかったのですが、今では「温かい飲み物って、ほっとするなぁ」と思えるようになりました。
季節に関係なく体があたたまるし、気持ちまで落ち着く気がします。文化の違いに戸惑うこともありましたが、新しい習慣を知ることで、暮らしがちょっと豊かになることもあるんだなと思います。

みなさんは、ふだん飲む飲み物は「冷たいもの」「温かいもの」、どちらが好きですか?
そして、なぜその飲み方が好きですか?

フリートークで話しませんか(^^♪

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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