「先延ばし癖について書かなきゃ」と思えば思うほど、なぜか書けない…
はい、見事な“本末転倒”です(笑)そして“すべき思考”も発動していましたね。
「やらなきゃいけないのに、つい後回しにしてしまう…」そんな経験、ありませんか?
たとえば——「部屋を片付けたい!」と心から思っているのに、なぜか身体が動かない。
やる気がないわけじゃないのに、なんとなく手をつけられない。
理由もはっきりしないのに、気づけば時間ばかりが過ぎている。
これはもう、謎としか言いようがありません。
でも実はこの「先延ばし癖」、ただの悪者ではないのです。
確かに、物事が進まなかったり、自己嫌悪に陥ったり、自尊感情が下がったりという“副作用”はあります(ちょっと脅しました)。
けれど、そこにはちゃんとメリットもあるのです。
・「それ、自分の仕事じゃなかった」と後から気づくこともある
・「今じゃなかったんだ」と、適切なタイミングが後から分かることもある
・現状維持していたいという、自然な“安心欲求”が働いているだけかもしれない
つまり、先延ばしには“あなたを守っている一面”もあります。
大切なのは、「する/しない」の選択は、いつだってあなたの自由であるということ。
このセッションでは、「先延ばしは悪だ」と責めるのではなく、むしろその癖をうまく手懐ける=味方につける方法を一緒に探っていきます。
あなたの「先延ばし癖」は、どのタイプ?
デビット・D・バーンズ著『もういちど自分らしさに出会うための10日間』によると、
先延ばしの背景には、こんな10の心理的パターンがあるとされています:
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本末転倒:重要な目的より、細かい作業ばかり気になってしまう/やる気が出たらやろうとする
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支配モデル:誰かに「やらされている」と感じて、無意識に反発してしまう
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失敗することへの恐れ:失敗するくらいなら最初からやらない方が…
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完全主義:完璧でなければ始められない
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報酬の欠如:やっても報われる気がしない
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「すべき」思考:自分を「やるべきだ」と追い詰めてしまう
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消極的攻撃性:無意識のうちに物事を拒否してしまう態度/やらない事で自分を攻撃している
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自己主張の欠如:自分の意思を表現するのが苦手で、後回しに
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強いられているという感覚:本当はやりたくないのに、義務感で押しつぶされる
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欲望の欠如:そもそも心から望んでいないことを「やらなきゃ」と思っている
これらの背景を理解することで、「なぜ自分が動けなかったのか」に納得できることが多いはずです。
レッスンの流れ
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先延ばしテストを受ける
ご自身の先延ばしパターンをチェック。長年の癖の“正体”が見えてくるかもしれません。 -
感覚に気づく
先延ばし中に「見えているもの」「聞こえている声」「身体の違和感」に注目します。 -
メリット&デメリットの棚卸し
今、先延ばししていることを題材に、先延ばしの裏にあるメリットとデメリットを洗い出します。 -
「やってみようかな」と思える最初の一歩を探す
もしメリットよりデメリットが上回るようなら、無理のない範囲で行動に移す一歩を一緒に考えます。
このレッスンは、
あなたの「動けない」を責めず、「動き出せるようになる」きっかけをつくります。
ご興味ある方、是非レッスン:先延ばし癖を手懐けるにご参加ください
※先延ばし癖の10の特徴は、デビット・D・バーンズ著『もういちど自分らしさに出会うための10日間』を参考にしています。
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