みなさんは本を読みますか?
紙の本を読むのが好きですか?電子書籍の方が好きですか?
以前のコラムで紹介したドラマ「舟を編む」の第6話のテーマはまさにこれです。役員会議で「デジタルの時代に紙の辞書は売れるのか?」「重くてかさばる辞書が売れる根拠が見つからない」といった意見が挙がり、編集部は紙での出版を中止する危機にさらされます。
私も正直なところ、わからない言葉があったとき、今では辞書を引くことはめったになく、すぐにGoogleで検索しちゃいます。
実は紙の辞書は、作る側にとっても制約が多いものなのです。
- スペースに制限があって項目を無限に増やせない
- 情報が古くなっても更新できない
- ミスが見つかっても訂正ができない
デジタルにすればこれらの制約がなくなるので、辞書もデジタル一本化でいいのではないかという話です。
この考え方は時代に合っているのかもしれません。しかし一方で、ドラマ第5話まで、編集部の人たちの辞書作りに対する情熱や信念を見てきて、簡単にはあきらめられない気持ちもよくわかります。
編集部は紙の辞書を守ることができるのか。ドラマの今後の展開を楽しみにしましょう。
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最初の質問に戻って紙の本が好きか、電子書籍が好きか。
私は電子書籍派です!
理由はどこでも楽しめるからです。朝の通勤電車の中で。シャワーを浴びながら。布団の中で。
みなさんはどちらが好きですか?
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