こんにちは。
今日は、ヨガともかかわりが深い「アーユルヴェーダ」についてご紹介します。
その中でも基本となるのが「ドーシャ」と呼ばれる体質の考え方です。
アーユルヴェーダでは、人はそれぞれ異なるエネルギー(ドーシャ)を持っているとされ、主に「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」の3つに分類されます。誰もが3つすべての要素を持っていますが、優勢なタイプによって心や体の傾向が異なります。
まずは、簡単なセルフチェックをしてみましょう。
※以下はあくまでも簡易的な目安となります。参考までに主な項目をご紹介します。
あてはまるものが多いタイプが、あなたのドーシャとなる可能性が高いです。
診断には本来のご自身についてで判断します。できるだけ20歳までのご自身についてで考えてみてください。
なお、一つのタイプだけでなく、複数のドーシャに当てはまる場合もあります。
【ドーシャ診断:あてはまるものが多いタイプがあなたの傾向です】
◆ヴァータ(風)タイプ
・体型は細め、または太りにくい
・冷え性で乾燥しやすい
・アイデア豊富で好奇心旺盛
・気分が変わりやすく、緊張しやすい
・寝つきが悪い、眠りが浅い
→ ヴァータは体が冷えやすいので、キュウリや生野菜などの冷たい食材は控えめに。あたたかい飲み物や根菜などで体を内側から温めるのがおすすめです。また、年齢を重ねると誰でもヴァータが増えやすくなるといわれています。
◆ピッタ(火)タイプ
・中肉中背で筋肉質
・暑さに弱く、汗っかき
・決断力や行動力がある
・完璧主義で負けず嫌い
・お腹が空くとイライラしやすい
→ ピッタは熱をためこみやすいので、特に夏は要注意。体を冷やすような食材(スイカ、ミント、きゅうり)や、ゆったりした時間を意識するとバランスがとりやすくなります。
◆カパ(水)タイプ
・骨格がしっかりしていて太りやすい
・肌はしっとり、冷えにくい
・穏やかでマイペース
・粘り強く安定志向
・朝が苦手で、動き出すのに時間がかかる
→ カパは代謝がゆるやかで、太りやすい傾向があります。甘いものや油っぽい食事、食べ過ぎには注意を。朝の軽い運動やスパイスを取り入れる食事も効果的です。
自分の体質を知ることで、暮らしの中でどんなケアが必要かが見えてきます。
ヨガや食事、香りなどもドーシャに合わせて選ぶことで、より心地よいバランスが整いやすくなりますので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
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