今日は、よくご相談いただく「片頭痛」について、長年悩んできた私自身の経験をもとにお話ししたいと思います。
片頭痛の原因は人によってさまざまですが、主な要因としては
・肩こりや首回りの緊張
・目の疲れ
・ストレス
・自律神経の乱れ
・血行不良
・ホルモンバランスの変化
・鼻づまり
・気圧や天気の影響
などが挙げられます。
このうち、体の凝りが原因の場合は、ヨガやストレッチで日常的に体を動かすことで予防することができます。
すでに凝り固まっている状態だと、最初はほぐすのが難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつでも動かす習慣があると、徐々に改善が見込めます。
意外に思われるかもしれませんが、鼻づまりも頭痛に直結します。鼻の骨は頭までつながっており、鼻の通りをよくすることで症状が軽減されることもあります。
また、自律神経やストレスによるものは、日々の予防がとても大切です。ひどくなってから治すのは大変なので、体を動かしたり、好きなことに少しでも時間を使って、こまめにストレスを手放すようにしましょう。
私自身が実践している対策
ここからは、私が実際に行っている“すぐにできる対策”をご紹介します。
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アロマ
ロールオンのアロマを持ち歩き、頭痛が始まりそうなときや気分を変えたいときに使用します。おすすめは清涼感のあるレモンやペパーミントなどの香り。好きな香りを選ぶことも大切です。
※ただし、イランイランなど香りが強すぎる精油は、人によっては頭痛を誘発することもあるため、使い始めは少量から様子を見てみてください。 -
患部を冷やす
特に寝るとき、痛む部分を冷やすと少し楽になることがあります。 -
薬を早めに使う
無理せず、必要に応じて薬に頼ることも大事です(医師の判断に従ってください)。 -
カフェイン(コーヒーなど)を少量とる
少しのカフェインは、血管を収縮させて痛みをやわらげることがあります。 -
水分補給
脱水も頭痛の一因に。特に夏場は熱中症にも注意が必要です。 -
空腹を避ける
空腹時の血糖低下も頭痛の誘因になるので、間食や軽食で予防を。
慢性的な頭痛は本当につらいものです。今、頭痛がない方でも肩こりや目の疲れがある方は、ぜひ今のうちから小さな習慣として体を動かす時間を取り入れてみてください。
毎日を少しでも元気に、心地よく過ごせますように。
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