こんにちは。
人間形成の場「エンパワlabo」の有岐です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
あなたの周りに、なんだか空気が重い人がいませんか?
気づくと・・・
・なんだか心がどんよりする
・急に疲れてしまう
・思考がネガティブに傾く
そんな経験。きっとありますよね。
自分は誰かの氣に影響を受けやすいと感じているかもしれません。
それは単なる気のせいではないんです。
確かに「場の氣」というものが存在しています。
“氣のセンサー”が繊細な人は、感じ取ってしまうのです。
氣とは、ただの空気ではありません。
人や場が発する、「目に見えてないエネルギーの波」なんです。
陰氣な人のそばにいると、その氣が空間に流れ込んで、
無意識のうちにあなたの体や心にも影響を与えてしまいます。
今日は・・・
「逆境の過ごし方・其の2」として、
この「陰氣」に飲み込まれず、自分を保つ方法について話してみたいと思います。
仕事の関係、家族、どうしても距離を取れない環境。
そんな逃げられない状況で、陰氣とどう向き合うか。
今回は、そんなお話です。
??1. 「陰氣な人」との関わりで起こること
陰氣な人のそばにいると、気分が重くなったり、体がこわばったり、
緊張して疲れてしまったりしますよね。
これは偶然ではなくて、
量子のレベルで私たちの意識や感情と「氣」が
共鳴しているから起こることなんです。
意識や感情も、実は「目に見えないエネルギー」です。
エネルギーには「波動=周波数」があり、私たちは無意識にそれを感じ取っています。
例えば、怒りや嫉妬、恐れなどの低くて重たい周波数の中にいると、
体は硬直して、心は疲れやすくなります。
職場や家庭で、無言の圧力とか緊張、恐怖といった波の中に長時間いると、
表面には何も起こってないようでも、
確実に私たちは深く影響を受けてしまうんです。
この周波数は、まるで放射能のように、避けることが難しいもんなんです。
一方で、「慈しみや静けさ、感謝」というエネルギーは、高く整っています。
その周波数の中にいると、心身は自然にリラックスして
、副交感神経が優位になり、ホルモンのバランスも整うんですよね。
だから、物事が自然とうまく進みます。
さあ、ここからもう少し深く話していきますね。
??2. 量子もつれを「断つ」のではなく、「上書きする」
皆さんは「量子力学」という言葉を聞いたことがありますか?
この世界を“物質”ではなく、“波”として見たとき、
すべては「エネルギーの揺らぎ」だと言われます。
その中でも注目されるのが「量子もつれ」。
これは、二つの粒子がエネルギー的に“結びついた状態”のことです。
一方(A)が変わると、もう一方(B)にも瞬時に影響が及ぶ。
それが、量子レベルの“つながり”の法則です。
つまり、一方が変わると、もう一方にも瞬時に影響が及ぶという性質があるということ。
同じように、人間同士も、意識の焦点が合うと(=注意を向けると)、
その「もつれ」が生まれるのです。
たとえば、
「この人、なんか嫌だな…」
と強く思った瞬間、
あなたの意識は相手と接続し、
その波を“受信”してしまう。
じゃあ、どうしたら相手の氣の影響を受けないのか?
ここが、皆さんの知りたい所ですよね。
順を追って解説したいと思います。
もしかしたら、これを知ると今までの概念が変わるかもしれません??
「他者からの氣の影響を受けない3つのポイント!」
1. 「結界で切る」のではなく、「意識の軸を整える」
「陰氣な人の影響を避けたい」
そう聞くと、多くの人は「結界を張る」という発想をします。
たしかに、短期的にはそれも一つの方法です。
でも、長く続けて本当に効果を感じたことがありますか?
私が話すことは、いつも氣功の実践の中で検証を重ねている話のみです。
そして確信したのは──
エネルギーの世界で一番大切なのは「意識の位置」です。
「悪い氣を遮断する」――結界を張る発想は、外からの攻撃を遮断しようという前提から生まれます。
その根底には、“恐れ”があります。
「外の世界は危険」
「相手の氣から自分を守らなければ」
そう思った瞬間、あなたの意識は相手の方向へ向かっています。
つまり、目を向ける方向がすでに“外”なのです。
意識が外を見続ける限り、相手の波を監視し続けることになります。
結局相手の「陰の氣」に焦点が当たっている。
結果として“もつれ”が強化されてしまう。
避ければ避けるほど、怖れは大きくなり追ってきます。
??????
ここで、ひとつイメージしてみてください。
強い武道家やリーダーが、対峙しているとき、
彼らは相手と戦う時、どこに意識を置いていると思いますか?
《相手がどんな手を出してくるか?どう動くのか?》
意識を相手に集中しているでしょうか?
相手ではありません。
常に「自分の中心」にあります。
相手に意識があると、
相手がちょっと動いただけで、「あ!」と反応してしまい、動いてやられてしまいますよね。
実は、「自分の内側(中心)」に意識おいて、その軸にいるのです。
意識を内に置いたまま、全方位に感覚を広げている。
その中心が整っているからこそ、どんな波にも動じない。
陰の氣と対峙している時も同じなんです。
外側の波(=相手の陰氣)が揺らしても、
「船」の中心は静かなまま。
中心がぶれない限り、波は通り過ぎていくだけ。
巻き込まれることはありません。
逆に、
「遮断しよう」「守らなきゃ」と緊張した状態は、
すでに相手に“反応”している。
それは、恐れの波動ですよね。
恐れは「低い周波数」を生んで、
あなた自身の波が相手の陰氣と同じ気質になります。
つまり、「守ろう」とする意識が、
実は相手の波を呼び込んでしまうんです。
では、どうすればいいのか?
それは──
「自分の静かな軸の中で満たされること」。
??????
「私は静けさの中に在る」
「この場に、静けさを満たす」
??????
そのように、意識を“中心”に置いてください。
陰の氣の影響を受けないようにするには、「意識の位置」が大切なんです。
-
意識が自分の中心にある状態
-
外側の出来事や他人の感情に反応して揺れない
-
心の中に静かな観察のスペースを持つ
この状態で、「陰氣」の影響を受けにくくなります。
「防御」で意識の目が外を向いているのとは違って、
意識が自分の中心にあって、軸が整っていると、
外の波に「飲まれる」のではなく、波を使う事ができるのです。
「危険な外部を拒絶する」、その怖れはあなたの内側に「緊張」を生みます。
外を遮断している間は、意識が常に“外”や“敵”を監視する状態。
監視は「疲労」を生んで、
「守っている」つもりが、自分を疲弊させるんです。
自分の軸=中心の静けさや落ち着きを先に満たすこと。
すると、外界の低い波動に飲まれない状態になります。
ここで大事なのは、意識の主導権を自分が握ること!
これが最も強力な防御です。
(?? YouTubeショート『丹田を氣で満たす呼吸法』)
longバージョンもあります??
2. 「氣の強さ」と「軸の安定」は別物
「でも、そんなん言っても、相手の陰氣が強すぎて飲まれるかも…」
その不安、わかります。
たしかに、氣に敏感な人ほど、
土足でズカズカと心に入ってくる相手のエネルギーが気になりますよね。
でも、ここに「誤解」があります。
氣が強い=支配力がある、ではないのです。
氣が強い人は存在感がありますが、それだけで相手を支配したり、
場を掌握できるわけではないんですよ!
たとえ氣が強くても、軸が不安定なら、
簡単に相手の波に相飲み込まれます。
逆に、氣が弱くても軸が整っていれば、
どんな場にいても引きずられないのです。
つまり、真の強さとは、
「氣の力」ではなく「意識の安定性」なのです!
3. 「同調による調整」──波を使うということ
これをもう少し、氣功の実践で具体的に解説しますね。
レッスンでは、私と生徒さんが「トンレン」という技法を使います。
これは、呼吸と意識によって、相手の氣と同調し、
最終的にこちらの氣を相手に上書きしていく技です。
するとあらがいようもなく、相手は瞑想の状態に入ります。
それは、その「場」を掌握するということ。
相手を支配するのではなく、
中心の静けさを保ったまま、
相手のエネルギー場を共鳴で変化させていく。
これは、さっきの「強い武道家」と同じなんです。
それは、「意識の中心の安定性」の中で静かに相手を観ているんです。
量子力学と同じで、意識を同調させるとエネルギーの法則で、
相手が私と同じ状態になります。
力まず、私の軸の静けさを維持すればするほど、
波の送り手の主体である「私」の中心からの波動が広がり、
相手の周波数を書き換えていきます。
それは、ただ漠然と送っているのではなく、過集中の意識下で干渉することによって、「氣を読む」精度が高くなり、微妙な共鳴を起こすことができるんです。
それは、泥水の中に少しずつ真水を注ぎ込むようなものです。
一気に変えようとせず、静かに、丁寧に注ぐ。
すると、いつの間にか水は透明になっていく・・・
一気に注入すると泥水は濁ってしまいますが、
丁寧に注ぎ込まれることで、知らない間に泥水が透明になっているんです。
逆境の時は、色々な事が自分の身の回りに起きて、心が定まらないもの。
でも人生は歩き続けないといけない現実がありますよね。
そんな時に、見えない「陰の氣を受けて、よけいに心身が疲れるかも・・・」
「パフォーマンスが落ちる」・・・そんな不安がきっと頭の片隅にありますよね。
私たちの意識は波動を持っており、向けた先に同調しやすくなります。
「意識の焦点がエネルギーとの接点」になるんです。
だからこそ、最後にエネルギーについて一番大切なこと、
「氣は意識通りに動く」ということをお話しますね。
??????
波動の接続は「受け取る」と「放つ」
この2パターンです。
「防御」の視点は、相手から放たれるエネルギーを「受け取らないよう」にという、
つまり「受け取る」方に意識を向けていることになります。
相手の「陰気」に対して、最強の氣の封じ方は1つ。
それは、待つのではなく「自分から向かう」、「放つ」姿勢。
意識を自分の中心から外に広げる。
自分を中心として放射線状に広がる波は、回転しながら強く大きくなります。
それは自然の法則です。
台風も、電気のコイルも、落ち葉が風で巻き上がるのも、同じ原理。
そして、その中心軸は静かです。
✨✨
軸が整ったあなたは、まるで「水面に浮かぶ小さな船」。
波(相手の陰氣)は外側を揺らしますが、船の中心は揺れずに静かなまま。
船が中心から揺れない限り、
波は通り過ぎるだけで巻き込まれないのです。
本日も最後まで読んで頂き、本当に有難うございました。
氣功師の有岐でした。
人間形成の場「エンパワlabo」
レッスンの詳細は⬇️で見れます✨
氣を作る・呼吸法・瞑想「自分で人生を変える??」氣功レッスン
まずは#01「チャクラの開眼」で氣を」体験してみて下さい??
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