こんにちは。
ダンス&エクササイズ講師の Tomo です。
ポルトガルはここ最近、雨の日が多く、気温もぐっと下がってきました。
寒いのが苦手な私は、用事がない限りなるべく家で過ごしたいなと思う毎日です。
私のように、寒い季節が苦手な方は多いのではないでしょうか。
でも、動かない日が続くと、少しずつ筋肉が落ちて脂肪が溜まりやすくなってしまいますよね。
冬は食べ物も美味しいですし、温かい家でゆっくりしながら、お菓子をつまんでテレビを見る時間は最高です。
ただ、そんな生活が続いて運動量が減ると、
「あれ?なんだかお腹がぽっこりしてきた…」
「体が重い気がする…」
と感じるのは、ある意味仕方のないことでもあります。
そんな時に、特に気をつけてほしいのが「食べない」という選択 です。
動かない=食べない、は逆効果?
「運動するのは面倒だし、外は寒い。できれば家でゴロゴロしたい」
そんな時、
・今日はお腹空いてないから食べなくていいや
・お昼に食べ過ぎたから夜ご飯抜き
・お昼はサラダだけ
このような 極端な食事制限 をしてしまう方は少なくありません。
しかし実は、こうした方法は 逆に脂肪がつきやすい体 を作ってしまうのです。
なぜ「食べないと太る」のか?
まず、食事を抜いて落ちるのは 体脂肪ではなく体重 です。
私はこれまでのコラムでも何度かお伝えしていますが、日本では
「痩せる=体重を落とすこと」
という認識がとても強い傾向があります。
ですが、
「脂肪がついたな」
「見た目が分厚くなってきたな」
と感じた時に、真っ先に注目すべきなのは 体重ではなく体脂肪 です。
体脂肪が減れば、体重は自然と後からついてきます。
ところが、体重だけを気にして極端な食事制限をすると、体重は減るけど、脂肪は残るという状態になります。
その後、食事を元に戻すと、脂肪が栄養を一気に吸収し、すぐに元通り。
これが リバウンドの正体 です。
場合によっては、元の体重以上に増えてしまうこともあります。
見直すべきは「量」より「内容」
「食べ過ぎている」と思っていても、実はそうでもないケースは多くあります。
(お酒や甘いものの摂りすぎは別ですが…)
1日3食しっかり食べている場合、見直すべきなのは 食事量ではなく内容 です。
特に、カロリー計算をしていない場合、
・糖質過多な食事 ・タンパク質不足
という状態になりがちです。
タンパク質が不足すると、筋肉を作る材料が足りなくなり、体は「省エネモード」に入ります。
すると脂肪を燃やさなくなり、
「また太ったかも…」
と勘違いしてしまうことも。
実際には、太ったのではなく“燃やすのをやめただけ” という場合も多いのです。
筋肉が落ちる
→ 脂肪が溜まりやすくなる
→ さらに筋肉が作りにくくなる
この悪循環に入ると、「それほど食べていないのに太る体」になってしまいます。
これが、食べていないのに太る仕組み です。
正しい知識を持つことの大切さ
最近は、若い世代でもダイエットに取り組み、
「太りたくないから」と成長期に食べない選択をして、体を壊したり、その後成長期を過ぎた頃に何をしても痩せられない体になる人もいます。
だからこそ、私たち大人が 正しい知識を身につけること がとても大切だと感じています。
体型を変えたいなら、まずここから
最近「太ったかも?」と感じている方は、まず 食事内容を見直してみてください。
①食事が適当になっていませんか?
②体重が増えるのが怖くて、食べない選択をしていませんか?
体型を変えるためには、体脂肪と向き合うこと が欠かせません。
栄養のあるものをしっかり食べること。
そして、食べることを恐れないこと。
お酒やお菓子の摂りすぎは良くありませんが、
食事は、臓器・骨・筋肉を作るために必要不可欠なものです。
体重ばかりを気にして、大切な栄養源を断ち切らないようにしましょう。
ゆっくり、確実に変えていきましょう
体型を変えたい
筋肉をつけて脂肪を燃やしたい
そんな方は、ゆっくり体脂肪を落としていくプラン を立ててから、ダイエットに取り組むことをおすすめします。
年末年始に少し時間があって、「体を動かしてみようかな」と感じた方は、ぜひ私のレッスンをお試しください。
また、YouTubeチャンネルには
年末年始向けの脂肪燃焼ワークアウト をアップしました!
腹筋を中心に、全身がしっかり燃えるエクササイズを8種類ご紹介しています。
10分間のトレーニングを毎日続けるだけでも、筋力アップを実感できるはずです。
「筋トレ、やってみようかな?」
そう思った方は、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。
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