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第2回:リビングの片隅にある知恵

Junji or John

「勉強しなさい!」と声を荒らげる必要がない家庭には,あるものがさりげなく置かれている「あるある」な風景があるようです。
 
それは,最新版の地図帳や国語辞典,時事用語集などです。
 
中学生になると,社会や理科の学習内容は一段と高度になり,日常のニュースとも密接にリンクしてきます。
国際情勢が動いた時や,ふとした疑問が浮かんだ時。
勉強ができる子の親御さんは,その瞬間に「これ,どこの国だったかな?」と自分で地図帳を広げたり,「この言葉の正確な意味は?」と辞書を引いたりします。
 
親がすぐに楽しそうに調べるというこの姿こそが,お子さんにとって最高の知的好奇心への刺激になります。
逆に,調べる姿を見せない家庭では,子どもは「学び方」を学べません
その結果,「わからない=調べる」子ではなく,「わからない=止まる」子になってしまいます。
この差は,中学・高校でじわじわ広がり,結局は…埋まらなくなります。
 
最短距離で答えが出るスマホ検索も便利ですが,あえて紙の地図や辞書を開く。
そこには,目的以外の地名や関連用語が偶然にも目に飛び込んでくる知識の広がりが詰まっています。
あっ,もちろん,我が家には地図帳もありますし,「イタリアワイナリーマップ」がケースに入っています。(イタリアワイン好きが高じて…笑)
 
  • 目に入った別の国名
  • となりに載っている関連用語
  • 「今初めて知った!」思い違い
 
この寄り道や一覧性こそが,あとで効いてきます。
応用問題で差がつくのは,こうした知識のつながりです。
 
親が面白がって調べている横で,お子さんも「どれどれ」と覗き込む。
そんな親子で知識を深める時間は,机に向かう孤独な勉強以上に,確かな記憶として脳に刻まれていきます。
 
ただし,あまりに親が夢中になりすぎて,「お母さん,ご飯まだ?」と子どもに現実に引き戻されるまでがセットの「あるある」かもしれません。
 
机に向かっている時だけが勉強ではありません。
子どもだけが勉強するのでもありません。
 
リビングに一冊の地図帳を置くだけ,世界地図のポスターを張るだけで,食卓は世界とつながる学び場に変わります。
出費がかさむ今この時期。
だからこそ,ものはついでに買っちゃいましょう!(笑)

今日から,家族で知る喜びを共有する拠点を作ってみるのはどうでしょうか。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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