Fish in a Tree を読んで
先日、Kindleでまた一冊、洋書を読み終えました。
今回読んだのは
Fish in a Tree。
YA(ヤングアダルト)小説なので、英語は比較的読みやすく、物語にもすっと入り込める一冊です。
YAというと中高生向けのイメージがありますが、
扱われるテーマはとても深く、大人の心にも静かに響きます。
主人公は、読み書きに困難を抱える6年生の女の子、アリー。
文字を読むことが苦手なため、学校では「できない子」と見られ、つらい思いをしています。
けれど彼女には、芸術的な感性や数学的なひらめきという、別の素晴らしい力があります。
タイトルの Fish in a Tree は、とても印象的な比喩から来ています。
If you judge a fish by its ability to climb a tree,
it will live its whole life believing that it is stupid
もし魚を「木に登れるかどうか」で判断したら、
その魚は一生、自分はだめだと思い込んでしまう。
この一文を読んだとき、英語の表現の美しさと、言葉の力を改めて感じました。
短い文なのに、伝わるものがとても大きい。
こういう一節に出会えるのが、洋書を読む楽しさだと思います。
英語の勉強というと、単語や文法に目が行きがちですが、
物語を通して読むと、言葉が「意味」だけではなく「感情」を持って立ち上がってきます。
英語が少し苦手でも、YA小説はとてもおすすめです。
文章が比較的やさしく、登場人物の気持ちも追いやすいので、
英語を読みながら自然に物語の世界に入っていけます。
English Reading Café では、こうした短い一節を取り上げながら、
-
言葉のニュアンス
-
登場人物の気持ち
-
自分ならどう感じるか
をゆっくり味わっていきます。
英語を「勉強する」というより、
英語で物語を楽しむ時間です。
Today’s Phrase
judge A by B
AをBで判断する
例:
Don’t judge yourself by one thing.
(ひとつのことで自分を判断しないで)
英語は、読むことで少しずつ身近になります。
物語の中の一文が、
ふと今の自分に重なることもあります。
そんな出会いも、英語を読む楽しさのひとつです。
もし、こうした物語の一節を
一緒にゆっくり味わってみたいと思われたら、
English Reading Café で
ことばのニュアンスや気持ちの動きを一緒に読んでみませんか。
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