日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
― まだ消えていないものがある気がして ―
西武渋谷が、今年の9月に閉店するというニュースを見て、
ふと、ひとつのことが浮かんできました。
そのあと、渋谷を歩く機会があって。
人の流れに身を任せていただけなのに、
ふと、足が止まります。
常に若者文化の中心というイメージの中で、
なぜか、そこだけ少し違って見えたんです。
渋谷から原宿へと向かう緩やかな坂を見ていると、
この道をひとつのサクセスストーリーのように語っていた
アーティストがいたことを思い出しました。
このあたりには、小さなライブハウスから始まり、
渋谷公会堂と呼ばれていたLINE CUBE SHIBUYA、
NHKホール、
そして国立代々木競技場へと、
まるでこの坂に沿うように、規模の異なる会場が続いています。
その並びが、
会場の規模が少しずつ大きくなっていく流れと、
どこか重なって見えるのかもしれません。
渋谷は、変わり続ける街だとよく言われます。
けれど、
その変化は、
何かを消していくというより、
少しずつかたちを変えながら、
次の景色へとつながっていくものなのかもしれません。
同じ場所に立っていても、
見えているものは、
いつも少しずつ違っていて。
その違いは、
街の変化だけではなく、
そこに重なっている時間や、
今の自分の中にあるものと、
静かに結びついているのかもしれません。
こういう瞬間、
どこかで感じたことはありませんか。
同じ場所のはずなのに、
少しだけ、違って見える日。
次にこの街を歩いたとき、
何が見えて、
何に気づくのか。
その小さな揺れもまた、
時間の流れの中で、
やわらかく形を変えていく——
そんなふうに思えたのです。
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