第6回:書き順を軽視すると,なぜ伸びにくくなるのか
Junji or John
2026 年 4 月 23 日
書き順なんてどうでもいい。
そう思っている人がいます。
でも実は,学年が上がるほど成績が伸びる
お子さんの家庭には,ある共通点があります。
書き順を
単なる「テストのための決まり事」ではなく
「最も速く,最も美しく書くための最短ルート」
として親子で面白がっていることです。書き順は
手の無駄な動きを減らし
脳のリソースを“考えること”に回すための知恵です。たとえば・「右」と「左」,一画目が違うって知ってた?・「上」は縦棒から入る方が,どっしり安定してカッコいいねそんなふうにクイズのように扱います。「書き順が違う!」と叱るのではありません。「こっちの順の方がスムーズに書けるよ」と
職人の視点で語り合うのです。 たかが書き順,されど書き順
この差が,あとで効いてきます。
大人になってからも,書き順は見られているものです。
ホワイトボード,領収書,契約書。
私自身,オーダーメイドパソコンの販売をしていた頃
お客様が住所や氏名を書かれるのを見ていました。
不思議なもので,書き方ひとつで
その方の学び方や丁寧さまで想像してしまうのです。
正しい書き順で,迷いなくスラスラと書ける。
それだけで「基本を丁寧に学んできた方なんだな」
という,暗黙の信頼が生まれます。
その逆は?あえて言いませんが,大抵の場合,印象は揃います。もちろん
書き順そのもので成績が上がるわけではありません。
しかし,書き順をどう扱うか。
それは,そのまま「学びをどう扱うか」です。
書き順を大切にする→ 学習が丁寧になる
→ ミスが減る
→ だから伸びる
→ 将来の品格も作っているただし,「大人の品格」を熱弁しているのに
自分では書き順が思い出せず
こっそりスマホで「飛 書き順」と検索している姿を
見つかるまでが,微笑ましい「あるある」かもしれません。書き順が安定→ 余計なことを考えない→ 処理速度が上がる→ ワーキングメモリに余裕→ 思考問題に強くなる小さな違いの積み重ねが,大きな差になります。
この機会にいくつか確認してみませんか・「右」と「左」の書き順右は「のいちくち」と覚えましょう。ノ一口ですね。左は「いちのえ」と覚えましょう。一ノエですね。
正しい書き順で書くと,一ノの形は違ってきますね。でも,それぞれがバランスの良いきれいな字になります。・「必」のノは何画目?
5画目でありません。
漢字の成り立ちが違いますから。
真ん中の点
の次に書く 2画目です。
3画目は「心のような曲がり」です。
書き終わった漢字でも,不思議なことに
間違った書き順はバレますね。・「飛」の縦の┃は4画目です。(笑)これも正しい書き順で書いたら,自分でも
うっとりするくらいバランスの良い字になります。いったん身についた書き順は一生使い続けます。
だからこそ,間違いに気付いたらその時直したいものです。
特に,小学校低学年の漢字ほど
書き順が無茶苦茶なことが多いです。
お子さんやお孫さんの書き順を
少しだけ,丁寧に見てみてください。
書き順をどう扱うか。
そこに,その子の「未来の伸び方」が表れます。
多くのご家庭が,この差に気づくのは
結果に表れてからです。
そしてその時には
直すのに時間がかかることも少なくありません。
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