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トルコの「子どもの日」とは?日本との違いと共通点

Emine

4月23日は、トルコではとても特別な日です。
この日は 23 Nisan Ulusal Egemenlik ve Çocuk Bayramı と呼ばれ、子どもたちのために祝われる祝日です。

しかし、この日は単なる「子どもの日」ではありません。
トルコの建国者である Mustafa Kemal Atatürk が、国の未来を担う子どもたちにこの日を贈りました。
そのため、4月23日は「未来」について考える日でもあります。


ムスタファ・ケマル・アタテュルクと養女ウルク(トルコ初代大統領とその養女)

特に興味深いのは、この日に子どもたちが国の代表の役割を体験することです。
例えば、子どもたちが国会を訪れたり、大統領や市長の席に座ったりすることもあります。
これは「未来は子どもたちのものだ」という強いメッセージを表しています。

日本にも Kodomo no Hi がありますが、家族で子どもの成長や幸せを願う行事として知られています。
この日には、鯉のぼりを飾ったり、兜を飾ったりする習慣があります。
鯉のぼりには「困難を乗り越えて強く成長してほしい」という願いが込められており、兜には「子どもを災いから守る」という意味があります。

実は、トルコにも子どもの健康や成長を願う伝統があります。
「40 uçurma」と呼ばれる習慣では、卵や小麦粉、砂糖などが使われ、それぞれ「健康に育つ」「長生きする」「優しい性格になる」といった願いが込められています。

このように、日本とトルコでは、子どもを大切に思う気持ちは共通しています。
一方で、その表し方には違いが見られます。
トルコでは子どもたちが社会の役割を体験する一方、日本では象徴的な飾りを通して願いが表現されます。

私自身も子どもの頃、4月23日には学校で歌を歌ったり、詩を読んだりして祝いました。
今でもこの日になると、楽しかった思い出がよみがえります。

4月23日は、子どもたちの笑顔とともに、未来への希望を感じさせてくれる特別な日なのです。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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