日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
「熱いお湯を注げば、
緑茶は美味しくなる」
なんとなく、
そんなイメージを持っていた時期がありました。
でも実は、
緑茶って、熱湯が合わないものもあるんですよね。
たとえば、
「煎茶」や「玉露」。
ぐらぐら沸いたお湯をそのまま注ぐと、
苦味や渋みが強く出すぎてしまうことがあるそうです。
逆に、
少し温度を落としてあげると、
甘みや旨みが、
ふわっと前に出てくる。
同じ茶葉なのに、
温度だけで、
まるで別のお茶みたいになるんです。
なんだか、
人との会話にも少し似ているなぁ……と思いました。
正しさをそのまま、
“熱量高く”伝えるより、
少し温度を落として、
相手が受け取れる余白を残したほうが、
言葉って、
やさしく届くことがある気がするんです。
もちろん、
熱いほうが美味しいお茶もあります。
ほうじ茶や玄米茶、
紅茶などは、
高めの温度で淹れることで、
香ばしさや香りが、
ぐっと立ってくる。
だから結局、
「どれが正しいか」
ではなく、
「そのお茶に合う温度がある」
ということなんですよね。
これ、
言葉も同じなのかもしれません。
やわらかく言うのか。
はっきり言うのか。
少し間を置くのか。
勢いよく伝えるのか。
同じ内容でも、
“温度”が違うだけで、
相手に残る印象って、
かなり変わりますよね。
最近は、
「ちゃんと伝えなきゃ」
と思う場面も、
以前より増えた気がします。
でも、
緑茶を淹れるみたいに、
“相手に合う温度まで待つ”
という感覚も、
案外大事なのかもしれません。
急がなくても、
少し冷ましてからのほうが、
ちゃんと美味しいことって、
ありますもんね。
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