日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
韓国語を勉強していると、
「イライラする」「腹が立つ」「悔しい」みたいな感情表現って、
意外と細かく分かれているなぁ……と感じることがあります。
たとえば、
화가 나다
짜증나다
속상하다
약오르다
このあたりの単語たち。
全部なんとなく「嫌な気持ち」に見えるのですが、
実は、“感情の向いている先”が少しずつ違うんですよね。
今日は、その違いを少し整理してみたいと思います ^ ^
まず、
화가 나다 は、
いちばんストレートな「怒り」です。
誰かの言動に対して、
「え?なんでそんなことするの?」
と感情が爆発する感じ。
たとえば、
“약속도 없이 갑자기 오면 화가 나.”
(約束もなく急に来られると腹が立つ)
のように、
比較的はっきりした“怒りの対象”があります。
一方で、
짜증나다 は、
もっと“細かいストレス”に近い感覚です。
暑い。
眠い。
通知が多い。
Wi-Fiが遅い。
そんな、小さな不快感が積み重なって出てくる感じ。
だから韓国語では、
“아, 진짜 짜증나…”
(あーもう、イライラする……)
のように、
独り言みたいに使われることも本当に多いです。
そして、
속상하다
これは日本語にすると少し難しいんですよね。
韓国語の “속상하다” には、
슬픔(悲しさ)
서운함(寂しさ・物足りなさ)
실망(がっかり)
섭섭함(切ない寂しさ)
속이 상한 느낌(心の内側が傷つく感じ)
そういう感情が、
全部少しずつ混ざっていることが多いです。
たとえば、
誰かに冷たくされたとき。
怒っているというより、
「なんか、心がしょんぼりした」
みたいな感覚。
だから、
“그 말을 들으니까 좀 속상했어.”
(その言葉を聞いて、ちょっと傷ついた)
という使い方をします。
そして最後が、
약오르다
これ、韓国語学習者さんが意外と出会う単語なんですが、
最初はかなり訳しづらいと思います^^;;
“悔しくてイラッとする”に近いのですが、
会話では、
「相手にちょっとからかわれている感じ」
が混ざることも多い表現です。
ポイントは、
「相手がちょっと得意げ」
というところ。
たとえば、
自分だけ失敗した。
相手だけ上手くいった。
しかも相手がちょっとニヤニヤしている。
そのときの、
「うわ、なんか悔しい!!」
みたいな感情です。
なので、
“약 올리지 마!”
(わざとイラつかせないで!)
という形でもよく使われます ^ ^
面白いのが、
日本語だと全部まとめて「ムカつく」になりやすいこと。
でも韓国語では、
腹が立つのか。
地味にイライラするのか。
心が傷ついたのか。
悔しくてムズムズするのか。
その“感情の種類”まで、
かなり細かく分かれている気がします。
だから韓国語を勉強していると、
「あ、自分って今 “화가 나다” のかな。
それとも “속상하다” のかな」
と、
感情の輪郭まで少し見えてくることがあります。
同じ「嫌な気持ち」でも、
言葉が変わると、
心の見え方まで変わるのかもしれませんね。
みなさんは最近、
どの感情の韓国語を一番よく使っていますか? ^ ^
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