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一文の中にも、小さな物語がある

tomotomo

洋書を読んでいると、「たった一文なのに面白い」と感じることがあります。


今日の一文は、Arnold Lobel の Frog and Toad Are Friends の冒頭から。

Frog ran up the path to Toad's house.


日本語にすると、

「かえるくんは、がまくんの家へ続く小道を駆け上がっていきました。」

くらいでしょうか。


子ども向けの本なので、使われている単語はとてもシンプルです。


でも、よく見ると面白いところがたくさんあります。


まず、run の後ろにある up

ただ「走った」だけではなく。up が付くとどんなニュアンスになるのだろう。

 

次に、path

road みたいなものかな。何が違うのかな。


そして最後の house

ここでは home じゃなくて house なのはなぜだろう。

たった一文。

でも、その中には、

「どんな道なのか」

「どんな家なのか」

「Frog はどんな気持ちで走っているのか」

そんな小さな物語が隠れています。


洋書を読む楽しさは、難しい単語を知ることだけではなく、

「この言葉を選んだ理由って何だろう?」

と想像してみることなのかもしれません。


『Frog and Toad Are Friends』は、やさしい英語の中に、そんな発見がたくさん詰まった一冊です。


次は、Frog がなぜこんなに急いで Toad の家に向かったのか。

続きを読むのが楽しみになりませんか。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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