日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
この時期になると、梅仕事の話題をよく目にします。
梅を一つひとつ丁寧に洗い、
水気をしっかり拭き取り、竹串でヘタを取る。
保存容器もきれいに殺菌し、塩と交互に並べて漬け込む。
どれも地味な作業ですが、
一つでも手を抜くと、カビが生えたり、
おいしく仕上がらなかったりすることがあります。
そして、それで終わりではありません。
梅酢が上がるのを待ち、
梅雨が明けたら、今度は天気予報とにらめっこです。
晴れの日が続くタイミングを見計らって天日干しをする。
急な雨が降らないか気にかけながら、様子を見て、また干す。
そうしてようやく、おいしい梅干しが出来上がります。
この記事を読みながら、私はふと、
「語学も同じだな。」
と思いました。
発音を意識しながら、単語を何度も口にする。
慣れてきたら例文で使い方を覚え、
イントネーションやリズムを意識しながら繰り返し声に出す。
覚えた言葉を実際の会話で使い、復習も後回しにしない。
どれも、その日に大きな変化を感じることはないかもしれません。
でも、そのひと手間を惜しまないことが大切です。
一つひとつを大切にしながら、
着実に、そして確実に身につけていく。
その積み重ねが、
やがて相手に通じる言葉を育てていくのだと思います。
勉強を始めたばかりの頃は、
「本当に上達しているのかな。」
「このやり方で合っているのかな。」
そんな不安を感じることもあります。
私自身も、何度もそう感じてきました。
でも、ある日ふと、
「あれ?」
と思う瞬間があります。
今まで聞き取れなかった言葉が、自然と耳に入ってくる。
考えなくても、言葉が口から出てくる。
そんな日が、突然やってきます。
それは、一日で身についた力ではありません。
毎日のひと手間が少しずつ積み重なり、
時間をかけて育ち、
ある日、一つにつながった瞬間です。
だからこそ、
「あの時のひと手間は、ちゃんと意味があったんだ。」
と気づけるのだと思います。
梅干しは、今日食べるために漬けるものではありません。
数か月後のおいしさを信じて、今日ひと手間をかけるものです。
語学も、きっと同じです。
今日の努力は、今日の結果にはならないかもしれません。
でも、その積み重ねは、
目には見えないところで少しずつ育っています。
もし今、思うような成長を感じられなくても、大丈夫。
まだ実らなくても、大丈夫です。
振り返ったとき、きっとこう思える日が来ます。
「あの時、続けていてよかった。」
今日のひと手間は、未来を変える。
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