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好きな言葉とその理由|変えられるものに目を向ける

今週のテーマ: 好きな言葉とその理由

じゅんじ / John

■ 私の好きな言葉

私の好きな言葉の一つに,

できればせめてあなたがたは,
すべての人と平和に暮らしなさい。」

という聖書の言葉があります。

この言葉が好きなのは,
とても現実的な言葉だと感じるからです。

「すべての人と必ず平和に暮らしなさい」
とは言っていません。

「できれば」
「せめてあなたがたは」
とあります。

相手がどう言うか。
相手がどう反応するか。
相手がこちらをどう評価するか。

そこまでは,自分では変えられません

でも,
自分がどう返すか。
自分がどう受け止めるか。
自分から争いを広げないようにするか。

そこには,自分が選べる部分があります。

■ コントロールできること,できないこと

私たちの周りには,
自分でコントロールできることと,
自分ではコントロールできないことがあります。

人間関係では,
相手の言葉。
相手の態度。
相手の機嫌。
相手の評価。

これらは,自分の力だけで
変えられるものではありません。

どれだけ丁寧に話しても,
相手が同じように受け止めてくれるとは限りません。

だからこそ,
相手を無理に変えようとすると,
心が疲れてしまうことがあります。

これは,
自分自身を見る時にも当てはまると思います。

他人の言動を変えられないように,
過去の自分も変えることはできません。

あの時,違う言い方をすればよかった。
あの時,もっと早く動けばよかった。
あの時,別の選択をしていればよかった。

そう思うことはあります。

でも,過去そのものは変えられません。

変えられるのは,
その過去をどう受け止めるか。
そこから何を学ぶか。
今日,何を選ぶか。
これからどう行動するか。
そこだと思います。

■ 変えられるものを見る

変えられないものを見続けると,
気持ちは重くなります。

もちろん,理性では分かっていても,
感情があるので,
受け入れるのが難しいこともあります。

「変えられない」と分かっていても,

悔しい。
悲しい。
納得できない。
思い出すたびに心がざわつく。

そういうこともあると思います。

それでも,
変えられないものは変えられません。

だからこそ,
少しずつでも受け入れていこうと努めることは,
自分を前に進ませる助けになると思います。

変えられないものに力を使い続けるより,
変えられるものに目を向ける方が,
結果として,穏やかに生きやすくなることがあります。

自分の受け止め方。
これからの行動。
次の一歩。
今日の選択。

そこには,自分でコントロールできる部分があります。

大切なのは,
変えられないものを見つめ続けることではなく,
自分にできることを見分けて,
そこに力を向けることなのかもしれません。

この聖書の言葉は,
私にそのことを思い出させてくれます。

「できれば,せめてあなたがたは」

この言葉には,
相手を無理に変えようとするのではなく,
自分にできることを大切にする姿勢が表れていると思います。

人間関係でも,生活の中でも,
変えられないものに心を奪われすぎず,

「今,自分に変えられることは何か」

を考えられる人でありたいと思っています。


こちらもあわせてご覧ください。

■ 学生のうちに知っておきたい「人生の指針」について
ヨーロッパの街角に刻まれた教養|学生にすすめたい一冊「聖書」

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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