今回はめちゃくちゃ基本的なことだけど、机に向かって勉強するだけではなかなか使いどころがわからない人称代名詞についてです。
人称代名詞とは下記です。
私 io
君 tu
彼 lui
彼女 lei
私たち noi
君たち voi
彼ら loro
英語の一般動詞の活用は2種類(play/plays)で、be動詞ですら3種類(am/are/is)ですが、
イタリア語の動詞はこの人称代名詞に合わせてそれぞれ6種類活用するため、人称代名詞は言わなくとも主語が明確になります。
このため、学習者にとっては「じゃあいつioとかtuを使うの?」と考えたことはありませんか?
私もイタリア語を勉強し始めたときは疑問に思いました。
わかりやすくいえば、「私は」「君は」という強調する際につけます。
日本語はそもそも動詞の活用はしないくせに主語も省略してしまう言語ですが、
「私、アイス買いにいくけど、ユウコちゃんも来る?」
このフレーズでは「私」「ユウコちゃん(=君)」が強調されてますよね。
「ねえねえ、ユウコちゃんって英語話せるよね?」
「私たち、カラオケ行くんだ~!」
「君たち、何時だと思ってるの?」
イタリア語もほぼこの感覚です。
上の4つのフレーズをイタリア語で考えてみましょう。
※実際の日本語での会話中、二人称で呼ぶとき名前が多いかと思うので「ユウコちゃん」にしてますが、イタリア語はtuで表現しましょう
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答え (違う表現もあり。参考程度に)
「私、アイス買いにいくけど、ユウコちゃんも来る?」
Io vado a prendere(comprare) un gelato, anche tu vieni con me?
Senti, tu parli inglese, vero?
Noi andiamo a Karaokeeeee!
Voi sapete che ore sono(che ora è)?
もちろん、人称代名詞が必ず必要ではないため上記フレーズでも除外できます。
結局のところ、発言者がどのように表現したいか、また慣用的な表現にもよります。
Ma tu che fai?! 一体何してるの?!
このように相手を責めるような強い表現の場合は、慣用的に人称代名詞をつけることが多いですね。
最初に述べたように、簡単に言えば「私は」「君は」という強調する際に人称代名詞をつけます。
ですが、日本語と完全一致しない部分もありますし、イタリア語特有の慣用的な表現もあります。
勉強を始めたばかりの人はそこまで気にする必要はありませんが、
ネイティブのような自然な表現を身に着けたい、という学習者は
イタリア語の映画やドラマ、YouTube、ポッドキャストなどをたくさん聞いたり、
ネイティブと会話をたくさんして身に着ける必要があります。
日本語も外国人が学校やテキストで学ぶものと、実際の会話は異なることが多いかと思います。
文法は一発で理解できたとしても、「実際イタリア人はどういう表現をするのか?」というのは一朝一夕にはいかぬものですな。
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