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日本国内でも地域によって違う?|ご飯と汁物の置き方から見える「当たり前」

Hayoung_Eiko

日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^


日本で生活している日本語学習者の生徒さんと話していたとき、

「日本で暮らしていて、不思議だなと思った文化や習慣はありますか?」

とお聞きしたことがあります。


そのとき、生徒さんが、

「標準的な和食の配膳は
『ご飯が左手前・汁物が右手前』ですが、
関西では汁物を左奥に置くこともあるみたいですよ。」

と教えてくださいました。


日本人の私でも知らなかった、日本の中での習慣の違い。


興味深く思って調べてみると、
標準的な和食の配膳では、
ご飯は左手前、汁物は右手前に置き、
主菜や副菜は奥に並べるのが基本とされています。


一方で、関西では、汁物を左奥、
主菜を右手前に置く配膳も紹介されており、
地域によって受け継がれてきた食文化の違いを
知ることができました。


ほんの少し器の位置が違うだけ。

それでも、その並び方には、地域ごとの歴史や暮らし、
受け継がれてきた食文化が静かに息づいています。

面白いですよね。


最近では、学校給食や全国チェーンの飲食店などで
標準的な配膳が広く採用されるようになり、
こうした地域ごとの違いに触れる機会は
少しずつ少なくなっているそうです。


それでも、同じ日本の中に、
それぞれの地域ならではの食文化が今も受け継がれていることを知ると、
なんだか嬉しくなります。


同じ日本に暮らしていても、

「当たり前」は一つではありません。


だからこそ、日本で暮らす学習者の皆さんは、
私たちが見過ごしてしまうような違いに、
ふと気づくことがあります。


日本語を学ぶことは、
単語や文法を覚えることだけではないと
実感する日々です。


その言葉が育まれた暮らしや文化に触れ、
自分にとっての「当たり前」を
少し違う角度から見つめ直すことでもあるのだと思います。


あの日、生徒さんから教えていただいた何気ない一言。

その一言がきっかけで、
私も日本の文化をもう一度見つめ直すことができました。


自分では当たり前だと思っていたことも、

誰かの視点を通して見ると、新しい発見になります。


日本語を教えながら、

日本について学ぶ。


そんな時間の積み重ねが、

私にとって、この仕事の何よりの楽しみです ^ ^

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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