給与明細を見ると、支給額よりも手取り額に目が行きやすいですよね。
でも、控除欄にある健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料が少し変わっていても、理由までは確認しない方が多いかもしれません。
結論からいうと、社会保険料は「高いか安いか」だけでなく、なぜ増えたのか、なぜ減ったのかを見ることが大切です。理由がわかると、給与明細が少し読めるようになります。
## 健康保険と厚生年金は、標準報酬月額を見ます
健康保険料や厚生年金保険料は、毎月の給与そのものをそのまま使って計算するわけではありません。
多くの場合、標準報酬月額という区分をもとに計算されます。
標準報酬月額には、基本給だけでなく、残業代や各種手当なども関係します。
そのため、昇給や残業の増減が続いた後に、保険料が変わることがあります。給与が少し増えたのに手取りが思ったほど増えないと感じたら、この部分も確認してみましょう。
## 雇用保険料は、給与に連動しやすいです
雇用保険料は、給与や賞与に保険料率をかけて計算されます。
そのため、残業代が多い月や賞与が出た月は、控除額も増えやすくなります。
「今月だけ少し多い」のか、「しばらく変わっている」のかを見ると、理由を切り分けやすくなります。
1か月だけで判断せず、2、3か月分を並べて見るのがおすすめです。
## 変わった月をメモしておきます
社会保険料は、制度や会社の手続き、給与の変化が重なって変わることがあります。
すべてを暗記する必要はありません。
まずは、給与明細で控除額が変わった月に印をつけておきましょう。
昇給、残業の増減、賞与、扶養の変更、転職など、思い当たる出来事を横にメモします。あとから家計を振り返るときにも役立ちます。
## 今日できる小さな行動
今日は、直近2か月分の給与明細を並べて、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料を見比べてみてください。
金額が変わっていたら、「なぜか」を一つだけ考えます。わからなければ、給与担当者や年金事務所、協会けんぽなどの公式窓口で確認してみましょう。
## レッスンではこんなことを整理できます
カフェトークのレッスンでは、給与明細の見方、社会保険料の増減理由、家計への影響を一緒に整理できます。
自分の場合はどこを見ればよいのか、落ち着いて確認していきましょう。
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