サムネイル

ミスコミュニケーション:“我饱了”≠「あきました」

kaede

みなさん、こんにちは!講師のkaedeです。

日本語を勉強している姉を、中国語を勉強している日本人の友達の横井さんに紹介しようと思い、姉を連れて横井さんの家を訪れたことがある。食事(食事にはスープもあった)が終わって、横井さんが用意していた飲み物を23 杯飲んだ後、横井さんがまたコーヒーの準備をしようとしたところ、姉が「あきました」と言った。

「何言っているの?」、私の戸惑っていた表情を見て、姉はすぐ中国語で「(I am full)と言い返した。

 「あのね、『』は日本語で『お腹いっぱいになりました』というんだよ」

と姉に教えたら、姉が「だって、『あきました』は漢字で『飽』と書くでしょう」と言った。それを聞いて、中国語が達者な横井さんは大笑いをし、「お姉さん、面白いね」と言った。私も初めて両言語の「飽」の意味の違いに気づいた。姉が意図している意味は「お腹いっぱいになりました」だった。中国語では、日本語の「お腹いっぱいになりました」に相当する表現は「」で、姉はその時、漢字表記から「飽きました」を想起し、ミスコミュニケーシ ョンが起きたわけである。日本語の漢字表記だけを見ると、「飽」(中国語で「)と 「厭」(中国語で「)の両方とも「あきました」と読む。この場面で日本語の「あきました」に相当する中国語は「我吃」になる。そして日本語の「飽きる」には「 お腹いっぱいになりました」という意味がない。 

同じ漢字「飽」でも、両言語では意味や使う場面が違う。

授業では、こうした体験談をもとに、日中両言語における意味や表現の違いを見ていきましょう。

保存リストに追加済み

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

レッスン

コメント (0)

ログインして、コメント投稿 ログイン »

出身国:

居住国:

教えるカテゴリ

講師の言語

中国語   ネイティブ
日本語   流暢
英語   不便を感じない
フランス語   日常会話程度

kaede講師の人気コラム

  • ミスコミュニケーション:“我饱了”≠「あきました」

    みなさん、こんにちは!講師のkaedeです。 日本語を勉強している姉を、中国語を勉強している日本人の友達の横井さんに紹介しようと思い、姉を連れて横井さんの家を訪れたことがある。食事(食事にはスーフ...

    kaede

    kaede

    0
    32
    2026年8月8日
« 全講師コラム一覧へ戻る
お気軽にご質問ください!