日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
今回は、普段から韓国語を学んでいる生徒としての私と、
日本語・韓国語を教えている講師としての私、両方の立場から、
授業で上手に質問するコツについて考えてみました。
皆さんは授業中、先生にどんな質問をしていますか?
わからない単語の意味を聞いたり、文法について尋ねたり、
「この言い方は自然ですか?」と確認したりしますよね。
私自身も、授業ではよく質問します。
でも、質問は「わからないことを聞いて終わり」ではありません。
先生から教えてもらったことを、次に使える形にできるかどうかで、
学びの深さは大きく変わります。
だからこそ、質問する前に、ぜひ一度こう考えてみてください。
「この質問で得た答えを、
次の会話や勉強でどう使えるようになりたい?」
たとえば、ある表現について先生に質問して、
意味や使い方を教えてもらったとします。
「なるほど!そういう意味なんですね」
これで疑問は一つ解決。
でも、その表現を自分でも自然に使いたいなら、
もう少し知りたいことが出てきます。
どんな場面でよく使うのか。似た表現とはどう違うのか。
自分が使いたい場面にも当てはまるのか。
ときには自分で例文を作って、
「こういう使い方もできますか?」と確認することも。
そうすると、「意味がわかった」だけだったものが、
少しずつ「自分でも使えそう」に変わってきます。
何かを身につけるとき、
基本を知っただけですぐに応用できるとは限りませんよね。
教えてもらったことを一度自分なりに整理して、実際にやってみる。
すると今度は「あれ?この場合はどうなるんだろう?」と、
新しい疑問が出てくることがあります。
私は、その「?」も大事にしています。
「ここまではわかった。でも、ここはまだわからない」
「前に教わったことを使うなら、これはどうなる?」
それまでに得たことを土台にして、次に必要なことを聞いてみる。
ただ答えを増やしていくのではなく、
一つひとつをつなぎながら先へ進んでいくイメージです。
そして、もう一つ。
先生の説明を聞いたときは「わかった!」と思ったのに、
あとで誰かに説明しようとすると、
「あれ?うまく説明できない……」
そんな経験はありませんか?
私はそんなとき、
まだ自分の中に曖昧なところがあるのだと考えます。
なぜそうなるのか。何を基準に考えればいいのか。
次に似たことが出てきたら、自分でもできそうか。
そこまで腑に落ちるように、必要ならもう一度質問してみる。
自分なりの言葉で説明できて、
「次は自分でもやってみよう」と思えたら、
その知識はぐっと使いやすくなります。
ここまでは、生徒としての私の話。
でも実は、講師として授業をしているときにも、
質問の大切さを感じることがあります。
生徒さんが、
「今の説明は、こういう意味ですか?」
「それなら、この場合はどうですか?」
と返してくださると、どこまで理解できているのか、
どんなふうに考えているのかが、こちらにも見えてきます。
そして、「もっと知りたい」「自分でもできるようになりたい」
という気持ちが伝わってくると、
「それなら、これも伝えたい!」
「こんな練習もしてみよう!」
と、教える側にも自然と熱が入ります。^^
実はこれ、私だけではないんです。
私自身も生徒として、いろいろな先生方から指導を受けていますが、
積極的に質問してくれると、教える側ももっと伝えたくなる――
そんなお話を、これまで何度も聞いてきました。
だから私は、授業は先生だけが作るものではないと思っています。
先生から教わったことを受け取って、考える。
試してみて、わからなければまた聞いてみる。
そのやり取りがあるからこそ、先生にも「今の自分」が伝わり、
その人に合った授業や学び方が、少しずつ一緒に出来上がっていく。
もちろん、先生からどんなに良いことを教えてもらっても、
それを整理し、噛み砕き、自分のものにできるかどうかは自分次第です。
答えを一つもらって、おしまい。
ではなく、その答えをどう使うかまで考えてみる。
せっかく先生と一緒に学べる時間だからこそ、
聞いて、考えて、試して、また聞いてみる。
そうして一つずつ積み重ねていけば、
先生から教わったことは、やがて自分で考え、
自分で使えるものへと変わっていきます。
「この答えを得たら、次に何ができるようになりたい?」
次の授業で質問するとき、
ほんの少しだけ、その答えの「その先」まで考えてみませんか?^^
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