最近の生徒さんの試験結果
先日、中学生の生徒さんがHSK1級を受験しました。結果は、読解が満点で、合計185点/200点でした。
また、以前から一緒に中国語を勉強している別の生徒さんは、1年半以上学習を続けた後、今年のYCT2級を受験しました。結果は185点/200点。
もちろん、良い結果が出たことは嬉しいですが、今回改めて感じたのは、試験対策では「何を勉強するか」だけではなく、
明確な目標を持つこと、細かく計画を立てること、そして計画を最後まで実行することが大切だということです。
中国語の勉強にも「目標」があると続けやすい
中国語は、毎週少しずつ勉強していても、なかなか「どのくらい上達したのか」が分かりにくいことがあります。特に小中学生の場合、「前より単語を覚えた、」「少し会話ができるようになった」という成長はあっても、それを数字や形で確認するのは意外と難しいものです。
そこで、私は希望する生徒さんには、YCTやHSKなどの中国語検定を一つの目標として設定することをおすすめしています。
もちろん、全員が試験を受ける必要があるわけではありません。
ただ、「〇月にYCT2級を受ける」、「HSK1級に合格する」という具体的な目標があると、そこから逆算して、
- 何を覚える必要があるか
- どの文法を勉強するか
- いつまでにどこまでできるようになるか
- どんな問題を練習するか
という学習計画を立てることができます。
そして最終的には、
目標 → 計画 → 実行 → 振り返りというサイクルを作りやすくなります。
今回の生徒さんたちも、試験直前だけ頑張ったわけではありません。毎週のレッスンと日々の学習を少しずつ積み重ねてきた結果が、今回の点数につながったのだと思います。
なぜ、子どもにも検定をおすすめするのか?
私が小中学生の中国語学習で検定を一つの目標としておすすめする理由は、主に3つあります。
① 学習の成果を「見える形」にできる
中国語は、毎週少しずつ勉強していると、上達していても本人も保護者も気づきにくいことがあります。試験を受けて、点数や合格証明という形で結果が残ると、「ここまでできるようになった」ということを具体的に確認できます。特に子どもにとっては、自分の努力が一つの成果として残ることが、次の学習への自信にもつながると思います。
② 具体的な目標を作りやすい
「中国語を頑張ろう」だけでは、少し曖昧です。でも、「11月にYCT2級を受ける」と決めると、学習のゴールがはっきりします。そこから、「今月はこの単語」、「来月はこの文法」、「試験前は過去問題」というように、具体的な計画を立てることができます。
③ 「やるべきこと」を実行しやすくなる
私は、試験の一番大きなメリットは、実はここにあると思っています。目標が決まると、学習内容が具体的になります。
そして、試験日という期限があることで、「いつか覚えよう」ではなく、「この日までに覚えよう」に変わります。
もちろん、試験だけが中国語学習の目的になってしまうのはおすすめしません。会話ができるようになること、聞き取れるようになること、中国語で自分の気持ちを伝えられるようになることも、とても大切です。その上で、検定を一つの通過点として利用する。私は、このくらいの距離感がちょうどいいのではないかと思っています。
「合格すること」だけが目的ではありません
今回、HSK1級で読解満点だった生徒さんも、YCT2級で185点だった生徒さんも、それぞれのペースで中国語を続けてきました。
もちろん、良い点数を取れたことは嬉しいです。でも、それ以上に嬉しいのは、「目標を決めて、そこに向かって勉強を続けた」という経験ができたことです。
中国語の勉強は、短期間で終わるものではありません。だからこそ、
小さな目標を決める
↓
計画を立てる
↓
少しずつ実行する
↓
試験で成果を確認する
↓
次の目標へ進む
この繰り返しが、子どもたちの中国語学習を長く続ける力にもなるのではないかと思います。
ちょうど最近、YCTやHSKについて保護者の方からご相談いただくことも増えています。
次回のコラムでは、YCTとHSKの違いや、それぞれどんな生徒さんに向いているのかについて、もう少し詳しくご紹介したいと思います。
「うちの子にはどちらが合っている?」
「何級から受験できる?」
「どのくらい勉強してから受験したらいい?」
など、気になることがありましたら、コメントやメッセージからお気軽にご相談ください。
お子さまの中国語学習について、一緒に考えていけたら嬉しいです。
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