こんにちは!日本語講師のしずえです。
みなさんは、
「面白い!」
「楽しい!」
を自然に使い分けていますか?
英語では interesting / funny / fun など、いろいろな言葉がありますが、日本語では「面白い」と「楽しい」の使い分けに迷う学習者さんも多いです。
「面白い」
「面白い」は、人や物、話、映画などを見たり聞いたりして、「興味深い」「惹かれる」と感じたときに使います。
例えば、
・この映画、面白い!
・この本は面白いです。
・先生の話は面白かったです。
何かを見たり聞いたりして、どう感じたかという評価に近い言葉です。
「楽しい」
「楽しい」は、自分がその時間や経験を楽しんでいるときの気持ちを表します。
例えば、
・友達と話すのは楽しいです。
・旅行は楽しかったです。
・今日は楽しい一日でした。
・日本語の勉強は楽しいです。
「その時間を過ごすことが楽しい」「自分が楽しんでいる」というイメージです。
~比べてみましょう~
例えば、面白い映画を見たとき、
この映画は面白い!
→ 映画の内容が興味深い、惹かれる。
この映画を見ているのは楽しい!
→ 映画を見ている自分が楽しいと感じている。
どちらも言えますが、見ているポイントが違います。
そして、人の場合も同じように言えます。
あの人は面白い。
→ その人の話や性格が興味深い、惹かれる。
あの人と一緒にいると楽しい。
→ その人と過ごす時間が楽しい。
ちなみに、形容詞としてだけではなく、動詞として「楽しむ」もよく使います
「楽しい」は気持ちですが、
旅行を楽しむ。
日本語の勉強を楽しんでいます。
のように、「楽しむ」=何かを楽しむという使い方もします。
また、
旅行を楽しみにしています。
のように、「楽しみにする」はこれから起こることを期待して待つときに使います。
日本語には、一つの言葉で表せないような、細かな使い分けがあります。
「面白い」と「楽しい」も、自分が何に対して感じているのかを見ると、自然な使い方が分かってきます。
私のレッスンでは、こうした教科書だけでは分かりにくい違いも、実際の会話を通して分かりやすくお伝えしています。
~「知っている日本語」を「自然に使える日本語」に、アップデートしていきましょう!~
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