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​『JLPT N1ってどのくらいのレベル?小5の息子に解かせて分かったリアルな難易度』

Madoka.W

こんにちは。日本語講師のまどかです。

先日とあるLINEグループ(国際結婚やカップルの話題がテーマ)で日本語能力試験(JLPT)の話題が出ていました。N1の試験問題のリンクが貼られていて、「高校の国語の問題レベルかな」とか「これ結構、私でも難しいかも」なんで発言が…。まぁネイティブと言えども、文系、理系と色んなタイプの人がいるのでネイティブから見た難易度は人それぞれだと思います。

とは言えN1レベルと言えば最も上のレベルです。お恥ずかしいながら私は試験問題をあまり目にしたことがなかったので、穴埋め、文章、あとリスニング問題などを少しやってみました。

文章問題の1つが日野原重明(ひのはら しげあき)さんの著書でした。彼は100歳越えてもなお現役医師として活躍していたことで有名です。少し前、小学5年生の長男が解いていた国語の文章問題に彼の著書が使われていたことを思い出しました。違う物ではありましたが、それなら小学生にも解けるのか???とふと思いつきました。あともう一つ、適切な言葉を選ぶ穴埋め問題も2問ほどチャレンジさせました。

結果は、文章問題は幾つか読めない漢字がありましたがそれを教えれば難なく答えられ、穴埋め問題もほぼ迷わずと言う感じ。息子の日本語能力は小学3年まで日本で学んでいましたが、今はウルグアイに住んでいて勉強しているものの漢字や文字を読む事に苦手意識のある状態です。

それでもまぁ小学5年生でも解けたんですね。もちろんまだまだ読めない漢字は多いし、ビジネス用語も知りませんが。数問解いただけなので合格点に達するかも分かりません。でも、ここでちょっと面白いことが分かりました。今回試した範囲では、小学5年生でも、読めない漢字を教えてあげればN1の文章問題や語彙問題に対応できました。
もちろん、数問解いただけなので「N1=小学5年生程度」という意味ではありません。N1には、より難しい語彙や文章、聴解などもあります。
ただ、「N1って一体どのくらい難しいんだろう?」と思っている方にとって、10歳くらいの日本語ネイティブの子どもが、どの程度対応できるのかというのは、一つの面白い目安になるのではないでしょうか。

もちろん一概に子どもと言ってもかなり優秀な子もいますしうちの子よりも国語が苦手な子もいますので、これは単なる実験の1つですが。日本語能力試験を受けたいと思っている方にとって、N1レベルの日本語能力がどの位の感じなのかイメージするための材料になるかとは思います。

先程書きましたが、私の長男は漢字は大嫌いです。本は好きですが出来るなら自分では読みたくありません(^_^;)それでも毎日、少しずつ本を読み、漢字の勉強もしてここウルグアイにいても日本語能力を高め続けています。私も漢字を忘れる事があります。難しい表現は「これどう言う意味だっけ?」と調べる事もあります。

そして本は日本語を学ぶのにとても良いです。色んな表現を自然に学べますし、漢字も何故か読めるようになって来ます(不思議な事に読めるけど書けない漢字ってすごく多いのです)。本を声に出して読むこともとても大切です。日本の学校でも教科書の文章を音読することはとても多いです。

私は自分の子どもにも本を音読させています。また日記も書かせています。間違いはその場で直させています。「話す」「読む」「書く」はつながっていますが、それぞれ違う技能です。
私のレッスンにはそれぞれに特化した物があります。気になりましたら是非覗いて見てくださいね。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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