「Sori先生は、どんなドラマやアニメが好きですか?」
「おすすめの作品はありますか?」
以前から、こんな質問をいただくことがあります。
そういえば、これまでその都度お答えすることはあっても、好きな作品をまとめてご紹介したことはありませんでした。そこで今回は私が特に印象に残っているドラマ・アニメを4作品ご紹介したいと思います。
『This Is Us』
家族を中心に、恋人、夫婦、友人など、さまざまな人と人との関係を描いていく作品です。
幸せな時間だけではありません。
愛情があるからこそ生まれる葛藤や、相手を思っているのにうまく伝わらない気持ち、過去の出来事がその後の人間関係に与える影響など、さまざまな人間模様が描かれています。
人は同じ出来事を経験しても、同じように感じるとは限りません。
「自分はこう思っていたけれど、相手はそう受け取っていたのか」
そんな違いが、人と人との関係をより深く見せてくれる作品だと思います。
『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~(나의 아저씨)』
この作品も、人と人とのつながりについて深く考えさせられる作品です。
最初から何でも話せる関係ではありません。
むしろ、言葉少なに始まる二人の関係が、少しずつ変化していきます。
相手のことを知る。相手の置かれている状況を想像する。
言葉だけではなく、相手の表情や態度、沈黙からも気持ちを感じ取る。
そうした積み重ねによって、人と人との距離が少しずつ変わっていきます。
「深いコミュニケーション」というのは、たくさん話すことだけではないのだと感じさせてくれる作品です。
『進撃の巨人』
進撃の巨人は、もちろん壮大な物語や戦い、謎解きも大きな魅力です。
一方で物語が進むにつれて強く感じるのが、「人は相手のことをどこまで理解できるのか」ということです。
それぞれの立場には、それぞれの考えがあります。
自分にとっての正しさが、相手にとっても正しいとは限りません。
だからこそ、相手が何を考えているのか、なぜその行動をするのかを理解しようとすることが、とても重要になってきます。
単純に「味方」「敵」と分けられない人間関係が描かれているところにも、私は強く惹かれます。
『葬送のフリーレン』
そして、もう一つが『葬送のフリーレン』です。
この作品では、時間と人との関係がとても印象的に描かれています。
一緒に過ごしているときには、当たり前だと思っていたこと。そのときには気づかなかった相手の気持ち。
後になって初めて、「もっと相手のことを知っておけばよかった」と気づくこと。
そうした人間の感情が、静かに描かれています。
人との関係は、必ずしも一度の深い会話によって生まれるものではありません。
一緒に過ごした時間や、何気ない会話、相手を思ってした小さな行動。
そうしたものが積み重なって、人と人とのつながりになっていくのだと思います。
私が惹かれる作品
こうして4作品を並べてみると、ジャンルも舞台も、それぞれまったく違います。
それでも、私がこれらの作品に惹かれる理由には、共通するものがあるように思います。
それは、登場人物一人ひとりの心や感情、思いが丁寧に描かれ、そこから人間関係が生まれていくことです。
会話をしたり、すれ違ったり、相手の気持ちを考えたり。
そうした一つひとつの関わりの中で、人間関係が少しずつ形づくられていく。
私は、そんな物語が好きなのだと思います。
普段、会話・コミュニケーションや人間関係のレッスンをしているのも、こうした「人と人との関わり」に強く惹かれてきたからなのかもしれません。
皆さんも「これはおすすめ!」という作品があれば、ぜひ教えてください。