Cafetalk Featured Tutor Interview

Anna

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Anna Tutor Interview

Q. Anna先生、こんにちは。簡単に自己紹介をお願いします!

A. こんにちは。Cafetalkで7月よりお仕事を開始しましたAnnaと申します。よろしくお願いいたします。ニュージーランドへ2年とアメリカへ5年程滞在しておりました。4歳と今月2歳になった娘がおり、慌ただしい毎日を送っております。

Q. ニュージーランドとアメリカに7年滞在されたそうですが、ニュージーランドには留学でいかれたのですか?

A. ニュージーランドへはいわゆる『語学留学』で行きました。26歳でした。一般企業に経理の仕事で数年勤め、自分探しをしていました。元々自分が何が好きで何をやって生きていくべきなのかがわからず、取り敢えず就職をしないといけないという想いで将来の展望などよくわからないまま就職していました。あるとき、友人と思いつきでパリへ一週間ほど旅行へ行く事にしました。それが私の初海外デビューでした。その時パリのレストランで横に座ったスペイン人の方と時間があったので何か話そうと思い、適当に知っているような文『Where are you from?』と話しかけてみたら返事が来て簡単な会話ができたんです。ここで、『あっ、私達が学校で習った英語って本当に通じるんだ!』ととても感動しました。それまでは、英語は学校の教科の中の一つという認識しかありませんでした。そこから『もう少し英会話を勉強してまた旅行でも行きたいな』と軽い気持ちで英語学校へ通い始め、それから留学をするまでに至りました。友人等には『何でパリに行って英語??』と良く言われましたが、英語ができれば会話をすることができる人の範囲が一気に広がると考えました。実際英語という言語を通し外国人は勿論、大人から子供まで様々な職業、地域の日本人の方々などとも交流することに繋がったと思います。

Q. その後ご主人の転勤でアメリカのシアトルに渡米されたそうですが、是非シアトルでの学生生活を教えて下さい!

A. シアトルでは学生生活を送ることは大変でした。結婚後に渡米した為妊娠出産等のプライベートなことも重なり、基本的に夫が基本的に出張が多いことなどもありスケジュールを確保することが一番の課題でした。やっと学校が始まったと思えば、日本へ行かないといけない用事ができてしまったり、次の学期が始まればつわりが激しく通学できなくなり断念したり。漠然と『妊娠してから大学に行くの避けたいな』という思いがあり妊娠前までに学校は済ませたかったのですが、仕方のない状況でしたので妊娠中も通学をしました。しかし実際は自分のクラスに自分以外にもう二人妊婦がいたりして、思っていた以上に安心して通学することができ、やはりアメリカは自由な国だなと感じたりしました。妊娠中に出産後の通学を可能にするために学内にある保育所などを当たったり色々努めてはみたのですが、すでに保育所には沢山の人が登録してあり入れなかったこともあり出産後の通学は一度断念しました。

その後どうしても学校に通いたい想いを諦め切れず『こうなったらオンラインで全ての科目を受講できる学校を探そう』と考えるようになり、カリフォルニアベースのAnaheim UniversityというTESOL(Teaching English Speaker of Other Language)のコースに力の入っている大学に入学することを決意しました。こちらの大学に在籍中に次女の出産を経験することになりました。最終テストの日程が、次女の出産予定日と重なっていて、次女が少しでも早く予定日より早く産まれてきたらテストが受講できずに資格取得が延期されてしまうという状況でした。一旦出産してしまうと、なかなか勉強に集中することはできないとわかっていたので、どうにか遅く産まれて来ないものかなと思っていたのですが、二週間早く産まれてきました。インストラクターの方も私の想いをコースを通して理解してあったので、受け損ねたクラスやテストもきちんと修了できるようにアドバイスをしていただき、何とか無事にTESOLを修了することができました。

Q. シアトルの時に、出産・育児を体験されていますが、アメリカでの子育てはどうでしたか?日本へ帰国してからと、違うところなどありましたか?

A. 日本に帰国して一番最初に驚いたのは、皆風邪で子供を病院に連れていくことです。咳や鼻水などの症状があれば、親戚なども皆病院へ行く事を薦めてくることに驚きました。アメリカに滞在してるときは、医療費の問題もあり、そうそうなことでは病院へ連れて行く人は周りにあまりいませんでした。私が一度だけ娘をどうしようもなく病院へ定期検診や予防接種以外で連れて行ったのは、娘がコーヒー豆を拾って鼻の穴の中に入れてしまった時でした。もう一つびっくりしたことは、日本はカーシートなどの規制が緩いことです。アメリカではカーシートに座らせないなど言語道断な雰囲気でしたが、こちらは普通にシートベルトしかしてない子供などが沢山いてすごく驚きました。アメリカ人の友人が日本へ訪れてきたとき、同じことに驚いていました。

Q. 英語講師を始めようと思ったきっかけを教えて下さい。

A. はじめて日本で英会話学校へ通ったときのフリーカンバセーションクラスがとても楽しく(オーストラリア人の先生でした)、漠然と私もいつかこれがやりたいと思うようになりました。また、私は学校という空間が好きだということに気づくようになりました。将来の夢に向かって頑張っている方々と交流したり、お互いに刺激を与えあうことができることにとても幸せを感じます。小学生の卒業アルバムにも『将来は先生になりたい』と書いてありました。そう考えると小学生の時に幼馴染に勝手に授業の復習プリントなどを作成して勉強させたりしていました。子供の時の夢が実際にやりたいことだったりしますよね。

Q. Anna先生のレッスンは、生徒ごとに細かく設計されている!と生徒さんからも評判です。レッスンの特徴を教えて下さい!

A. 皆に同じレッスンを提供できればどれだけ楽かと思うのですが、生徒さん一人ひとりとお話をさせていただき、その生徒さんの目標や現時点での英語力を分析すると、誰一人にも同じレッスンをすることはできないという結果になってしまうんです。そして生徒様方から喜んでいただいたフィードバックを頂いてしまうと、『よーしもっと頑張るぞ!』とより一層はりきってしまいます。一回一回レッスンを終了する毎にレッスンレポートを送っているのですが、レポートを作成しながら、『次はこういうことをレッスンで取り扱いたい』『こういうことも伝えたかった』という色々な想いが浮かんでくるので、そういった想いを書き留め次のレッスンに活かしていけるように心がけています。でも全ては自分が好きでやっています。時間はかかる作業ですが、全く苦ではありません。

Q. 現在、カフェで対面式の英語講師もされていますが、対面式とオンラインレッスン、教えている上で違うところはありますか?

A. 対面式レッスンですと地元の生徒様たちに教えることになりますが、オンラインレッスンでは日本を含む世界中に滞在している生徒さま、且つ子供、大人、初級からかなりの上級者まで様々な方々がレッスンをお申込みになることになります。難しいことではありますが、同時にとても貴重な経験をさせて頂いていると思います。数年前まではオンラインで英語講師をするという職業は想像もしていなかったのですが、この形式ですと私のような小さい子供のいる母親でも自宅からお仕事をすることが可能です。こう考えると、自分の娘が成人したときは本当にどんな社会になっているか全く想像ができないので、今から色んな可能性にflexibleに対応できるような教育をしていくことが本当に大切であるなと痛感します。英語はその中でも最低限押さえておきたい内容ですよね。

Q. 最後にカフェトークの生徒へメッセージをお願いします!

A. カフェトークを通した生徒さまたちとの出会いを本当に嬉しく思っています。オンライン英会話に今取り組んでいらっしゃる皆様は、新しいものを取り入れていくことができる方々であると思います。新しい時代が可能にしてくれた環境の恩恵をしっかり受けて、一昔は難しかったかもしれない語学習得を是非可能にしていただきたいと思います。ありがとうございました。

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Anna


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