皆さん、こんにちは。カフェトーク英語講師のBenです。

英検リスニング対策のコラム第２回目です。今回も前回と同じく、英検１級のリスニングセクションの解答の進め方、勉強方法、パート２を中心にお届けしたいと思います。

パート２解き方

パート1と同様、選択肢を読んで、内容を推測しながら、一つ一つ問題を見ていきます。学術的な内容を扱う長めの長文で、各問題に対して2つの設問があり、4つの選択肢から解答を選ぶ、という問題形式になります。

ポイントとなるのは、場面が転換する部分です。

例えば、「〜〜という治療法が〜年かけて確立されて、〜〜という地域で〜人もの人を救いました。しかしながら近年その治療法には、〜〜というリスクがあるということが、〜〜大学の〜〜さんによって発見されました」というような形で、最初の流れとは打って変わって、場面が展開するような構成になっているのです。この部分をしっかり押さえ、今設問1のポジションにいるのか、それとも設問2にいるのかを、見逃さないようにするのが鍵となります。

パート２勉強法

英検の過去問やリスニング対策本を使うのはもちろんですが、普段から1人の話者が長い文を話すような音源を使って、ネイティブの話し方、イントネーションやリズムに慣れることも必要です。

おすすめは、アメリカのニュースサイト「VOA」です。時事ネタを聞くだけでもよいですが、VOAでは音源とスクリプトがついているので、内容の確認もできます。

勉強勉強と気負うのではなく、ニュースを聞いてみよう、というぐらいの軽い気持ちで毎日続けてみましょう。そうすれば、ネイティブのリズム、会話の仕方、抑揚などが体で覚えられるようになります。加えて、長文に耐える力もついてくるでしょう。

※注意

VOAには2種類ありますが、学習者向けではなく、一般用を使います。学習者向けは、語彙が簡単であったり、発音もゆっくりめなので練習には不向き。