昨日の続きになります。
老後は、資産をわざわざ0にする必要はありませんが、
貯金取り崩しの時代に入ってきます。
取り崩しでネット検索すると
定額と定率が出てくると思いますが、
どちらも資産側からしか見ていません。
大事なことは、
自分の生活が賄えるかどうかです。
例えば、
毎月生活をするのに、貯金から4万円取り崩せば間に合う
という人が、定額で毎月5万円取り崩す必要はないし、
定率というのはもっとわからなくて
資産残高が少なくなってくるのですから
取り崩せる額がどんどん少なくなってくるということです。
人の基本生活費ってそんなに変わるわけではなく、
しかも、老後のいよいよ介護が必要になってきたときにこそ
お金がかかってくるのです。
自分の取り崩し方を考えるときには、
まず、キャッシュフロー表を作ってみましょう。
100歳くらいまで作っておいた方がいいと思います。
そうすると、1年間にどれくらいまで貯金を使っていいのか把握できるはずです。
その範囲内で必要な時に必要な額を取り崩していけばいいのです。
余れば翌年あるいは次の世代に繰り越せばいいし、
予定よりも出費がかさんでしまった時は見直しをして
翌年以降の取り崩し上限額を設定すればいいと思います。
定額・定率である必要はないと思います。
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