【中学受験算数】今年も最難関校は思考力勝負!

Tutor Na

こんにちは。

 

今日は『【中学受験】最難関校は思考力勝負!』というテーマで書いていきたいと思います。

 

関西では中学入試がひと段落、首都圏では埼玉県の私立入試、千葉県の私立入試の1月入試が終わったところですね。

 

今年の入試傾向を見ていても、最難関中学校の算数はやはり思考力問題で勝負がついている印象です。

 

例えば、最難関中の一角、渋谷教育学園幕張中の問題ですが、今年も、どの大問も思考力勝負の問題です。

 

合格者平均点も低いと聞いています。

 

今年も、思考力がある受験生さんが最難関校に合格されていっています。

 

 

 

なぜ、最難関校は思考力勝負の問題で受験生さんを選抜するのでしょうか?

 

それは、最難関中学校は、基本的に東大・京大といった最難関国立大学の進学に照準をあわせているからです。

 

東大や京大の二次試験は思考力重視の難問揃いです。

 

その問題に対抗できる資質を持った生徒さんを募集したいのだと思います。

 

実際に最難関校の目指す教育目標を見ても、いずれの学校も教育目標の中に『自分で考える』というキーワードが入っています。

 

そのため、最難関校を受験する場合は、その意図に沿って、思考力系の問題に対応できる準備が必要です。

 

思考系の問題が解けるかどうかは、初めて見た問題に対してどこまで自分の頭で正解に辿り着けるかにかかっています。

 

基礎問題をおさえた前提にはなりますが、

 

難しめの問題を自分の頭でうんうん悩みながら答えまで辿り着く練習をどこまでつんだかが、大切になってきます。

 

これは、解法を見てそのやり方を丸暗記する方法ではありません。

 

基礎問題は丸暗記でも構わないのですが、基礎を固めた段階から、自分の頭で最後まで問題を考え抜く訓練に切り替えていく必要があります。

 

この思考力強化は意識して取り組まないと、基本的には全く思考系の問題に対処できずに入試にのぞむことになってしまいます。

 

自分の頭で考える訓練は、一題一題時間がかかるので、集団指導ではどうしても教えることが厳しい分野です。

 

受験生さんが自分で意識して(それもかなり意識して)、受験勉強の中に取り込む必要があります。

 

よく、『解法を聞けば理解できるけど、自分ではその解法を思いつけない』というお悩みを受験生さんから聞きますが、思考力を少しずつ強化していけば、その問題は解消できます。

 

 

 

毎年、入試問題を見ていますが、年々、思考系の問題の出題率が上がってきているように思います。

 

ぜひ、対策していただければと思います。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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