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「ほめる」はエネルギーが必要

今週のテーマ: 今母国で話題になっているものは?

Rokosakiya

うれしかった「ほめ言葉」がテーマでしたが、「ほめる」というのはとても難しいと思っています。
私は長年、小学生を相手にしてきました。
子どもの成長は「ほめて伸ばす」と言われています。
ほめることで自己肯定感を向上させ、次へのチャレンジ精神を育んでいきます。
ほめられて自分に自信がつく。
   ↓
何事にも積極的に取り組めるようになる。
   ↓
失敗してもあきらめずに挑戦し続ける力となる。
という効果を狙っています。
しかし、「ほめる」ことをするには、エネルギーが要ります。
ほめる前に子どもが取り組んだことについて、「どうやったの?」「やってみてどう思った?」など質問し、その中でどのようにがんばったのかを明らかにする必要があるからです。
エネルギーが要らない漠然としたほめ方は、具体性がなく、逆効果となります。
漠然と「うまい!」とか「すごいね!」とか言われても、その言葉は相手の心には届きません。
こちらの都合でほめる。こちらの基準でほめる。結果だけをほめる。他と比較してほめる。
これらは簡単です。
しかしその「ほめる」では、子どもに良い成長を促すことはできません。
子どもの基準・水準でほめる。子どもなりのこだわりで努力したり、工夫したりしたことをしっかりと認める。
テストで100点をとったときは、100点という結果をほめるのではなく、普段の様子から知りえたがんばったことをほめなければなりません。
努力したことやがんばった過程をしっかりと看取っていかなければなりません。
漠然とした「すごいね!」「えらい!」ではなく、「ここをこんなふうにがんばってすごい!えらい!」など、どのような行動がよかったのか、具体的な行動をほめるということを常に意識しています。
そして、ほめるその時の表情は『笑顔』で‼

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。
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