<日本の郵便 ~切手収集~>
郵便切手の収集は世界中で楽しまれている趣味の1つですが、
日本でも長い歴史を持ち、多くの人々に愛されてきました。
切手は郵便料金の支払いの証明として郵便物に添付するものですが、
さまざまなデザインが存在し、まるで小さな絵画のように楽しむことができます。
今回は、日本における切手収集の歴史や、その魅力などについて見ていきましょう!
◆日本の切手収集の歴史
1840年にイギリスの郵政省から発行されたものが
世界最初の切手とされていますが、
日本では1871年に初めて切手が発行されました。
日本初の切手には竜が描かれており、「竜文切手」と呼ばれます。
縦横およそ2センチメートルの正方形で、
金額は当時の貨幣単位である「文」で表示されており、
四十八文、百文、二百文、五百文の4種類が発行されました。
その後、記念切手や美しいデザインの切手が続々と登場し、
切手を単なる道具ではなく、収集対象として楽しむ人が増えていきます。
大きな切手ブームが起こったのは1950年代後半~1960年代頃にかけてのことで、
「グリコ」というキャラメル菓子に、
おまけとして国内外の切手が封入されたことが流行のきっかけとなりました。
当時は新しい切手が発行される度に、
郵便局にたくさんの人が詰めかけ、長蛇の列ができていたそうです。
その後のインターネットの普及に伴い、切手を使う機会は減っていき、
切手収集の愛好家は段々と減少していきました。
それでも根強いファンは存在しており、
国内では現在でも各種の販売イベントや展示会などが毎年行われています。
◆切手収集の魅力
では、切手収集の愛好家は、切手のどんなところに魅力を感じているのでしょうか。
魅力の筆頭として挙げられるのは、やはりデザインが多種多様であることでしょう。
動物や花、著名人、建造物、記念すべき出来事など、
切手にはさまざまなモチーフが描かれており、
自分の好きなテーマを設定して、その特定のテーマに沿うデザインを集めることで
統一感のあるコレクションを作ることができます。
また、希少価値の高い、珍しい切手を追い求めるのも楽しみ方の一つです。
入手困難な切手はオークションサイトなどでも高値で取引されています。
そういった特別な切手を除けば、
通常の記念切手などは比較的手頃な値段で手に入れることができるため、
収集を始めるハードルが低いことも魅力の一つと言えるでしょう。
・・・・・
今回のコラムはここまで。
次回からのコラムではまた違った話題でお話ししていきたいと思いますので、
どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^
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★日本語(にほんご)コラム 第(だい)69回(かい)
<日本(にほん)の郵便(ゆうびん)
~切手(きって)収集(しゅうしゅう)~>
郵便(ゆうびん)切手(きって)の収集(しゅうしゅう)は
世界中(せかいじゅう)で楽(たの)しまれている趣味(しゅみ)の1つですが、
日本(にほん)でも長(なが)い歴史(れきし)を持(も)ち、
多(おお)くの人々(ひとびと)に愛(あい)されてきました。
切手(きって)は郵便(ゆうびん)料金(りょうきん)の
支払(しはら)いの証明(しょうめい)として
郵便物(ゆうびんぶつ)に添付(てんぷ)するものですが、
さまざまなデザインが存在(そんざい)し、
まるで小(ちい)さな絵画(かいが)のように楽(たの)しむことができます。
今回(こんかい)は、日本(にほん)における
切手(きって)収集(しゅうしゅう)の歴史(れきし)や、
その魅力(みりょく)などについて見(み)ていきましょう!
◆日本(にほん)の切手(きって)収集(しゅうしゅう)の歴史(れきし)
1840年(ねん)にイギリスの郵政省(ゆうせいしょう)から
発行(はっこう)されたものが
世界(せかい)最初(さいしょ)の切手(きって)とされていますが、
日本(にほん)では1871年(ねん)に初(はじ)めて
切手(きって)が発行(はっこう)されました。
日本初(にほんはつ)の切手(きって)には竜(りゅう)が描(えが)かれており、「竜文(りゅうもん)切手(きって)」と呼(よ)ばれます。
縦横(たてよこ)およそ2センチメートルの正方形(せいほうけい)で、
金額(きんがく)は当時(とうじ)の貨幣(かへい)単位(たんい)である
「文(もん)」で表示(ひょうじ)されており、
四十八文(よんじゅうはちもん)、百文(ひゃくもん)、
二百文(にひゃくもん)、五百文(ごひゃくもん)の
4種類(しゅるい)が発行(はっこう)されました。
その後(ご)、記念(きねん)切手(きって)や
美(うつく)しいデザインの切手(きって)が
続々(ぞくぞく)と登場(とうじょう)し、
切手(きって)を単(たん)なる道具(どうぐ)ではなく、
収集(しゅうしゅう)対象(たいしょう)として
楽(たの)しむ人(ひと)が増(ふ)えていきます。
大(おお)きな切手(きって)ブームが起(お)こったのは
1950年代(ねんだい)後半(こうはん)~
1960年代(ねんだい)頃(ごろ)にかけてのことで、
「グリコ」というキャラメル菓子(がし)に、
おまけとして国内外(こくないがい)の切手(きって)が
封入(ふうにゅう)されたことが流行(りゅうこう)のきっかけとなりました。
当時(とうじ)は新(あたら)しい切手(きって)が
発行(はっこう)される度(たび)に、
郵便局(ゆうびんきょく)にたくさんの人(ひと)が詰(つ)めかけ、
長蛇(ちょうだ)の列(れつ)ができていたそうです。
その後(ご)のインターネットの普及(ふきゅう)に伴(ともな)い、
切手(きって)を使(つか)う機会(きかい)は減(へ)っていき、
切手(きって)収集(しゅうしゅう)の愛好家(あいこうか)は
段々(だんだん)と減少(げんしょう)していきました。
それでも根強(ねづよ)いファンは存在(そんざい)しており、
国内(こくない)では現在(げんざい)でも各種(かくしゅ)の
販売(はんばい)イベントや展示会(てんじかい)などが
毎年(まいとし)行(おこな)われています。
◆切手(きって)収集(しゅうしゅう)の魅力(みりょく)
では、切手(きって)収集(しゅうしゅう)の愛好家(あいこうか)は、
切手(きって)のどんなところに
魅力(みりょく)を感(かん)じているのでしょうか。
魅力(みりょく)の筆頭(ひっとう)として挙(あ)げられるのは、
やはりデザインが多種(たしゅ)多様(たよう)であることでしょう。
動物(どうぶつ)や花(はな)、著名人(ちょめいじん)、
建造物(けんぞうぶつ)、記念(きねん)すべき出来事(できごと)など、
切手(きって)にはさまざまなモチーフが描(えが)かれており、
自分(じぶん)の好(す)きなテーマを設定(せってい)して、
その特定(とくてい)のテーマに沿(そ)うデザインを集(あつ)めることで
統一感(とういつかん)のあるコレクションを作(つく)ることができます。
また、希少(きしょう)価値(かち)の高(たか)い、
珍(めずら)しい切手(きって)を追(お)い求(もと)めるのも
楽(たの)しみ方(かた)の一(ひと)つです。
入手(にゅうしゅ)困難(こんなん)な切手(きって)は
オークションサイトなどでも高値(たかね)で取引(とりひき)されています。
そういった特別(とくべつ)な切手(きって)を除(のぞ)けば、
通常(つうじょう)の記念(きねん)切手(きって)などは
比較的(ひかくてき)手頃(てごろ)な値段(ねだん)で
手(て)に入(い)れることができるため、
収集(しゅうしゅう)を始(はじ)めるハードルが低(ひく)いことも
魅力(みりょく)の一(ひと)つと言(い)えるでしょう。
・・・・・
今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)からのコラムではまた違(ちが)った話題(わだい)で
お話(はな)ししていきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^
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