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◆ iDeCoは、節税より先に使う時期を見る

Massan.

iDeCoの話になると、「税金が軽くなるなら始めた方がよいですか」と聞かれることがあります。
たしかに税制上のメリットは魅力ですが、その前に確認したいのは、そのお金をいつ使う予定かです。
 
結論からいうと、iDeCoは節税額だけで決めず、60歳以降まで使わないお金かを先に見ておくことが大切です。老後資金づくりには役立つ制度ですが、生活費や近い支出まで入れてしまうと、あとで困ることがあります。
 
◆ 途中で自由に引き出せる貯金ではありません
 
iDeCoは、公的年金に上乗せする私的年金制度です。
自分で掛金を出し、自分で商品を選んで運用し、将来受け取る仕組みです。
 
ただし、一般的な貯金のように、必要になったらすぐ引き出すものではありません。
原則として、受給できる年齢になるまで資産を引き出しにくい制度だと考えておきましょう。
 
◆ 掛金は家計の余裕から決めます
 
掛金を決めるときは、「上限まで使うか」よりも「毎月続けても生活が苦しくならないか」を先に見ます。
家賃、教育費、保険料、帰省費用、車検など、近いうちに使うお金がある人は、その分を別に残しておく必要があります。
 
節税になるからといって、無理な金額を入れる必要はありません。
最初は小さく始め、家計に余裕が出てから見直す形でも十分です。
 
◆ NISAとは役割を分けて考えます
 
NISAもiDeCoも資産形成に使える制度ですが、使いやすさは同じではありません。
NISAは投資枠の中で比較的使い方を考えやすく、iDeCoは老後資金として長く置いておく色合いが強い制度です。
 
どちらが優れているかではなく、いつ使うお金かで分けて考えると整理しやすくなります。
近い支出は預貯金、少し先の資産形成はNISA、老後資金はiDeCoというように、目的を分けて見てみましょう。
 
◆ 今日できる小さな行動
 
今日は、これから5年以内に使いそうなお金を書き出してみてください。
引っ越し、教育費、車、家電、旅行、家族の予定など、思いつく範囲で大丈夫です。
 
そのうえで、60歳以降まで使わなくてもよさそうな金額があるかを見ます。
iDeCoの検討は、そのあとでゆっくり進めても遅くありません。
 
◆ レッスンではこんなことを整理できます
 
カフェトークのレッスンでは、iDeCo、NISA、貯蓄、保険、教育費を家計全体の中で一緒に整理できます。
 
自分の場合はiDeCoを使うべきか、どのくらいの金額なら無理がないかを確認したい方は、一つずつ見ていきましょう。
 
專欄文章僅為講師個人觀點,不代表 Cafetalk 立場。

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