多くの本を読んできましたが、最近感銘を受けた本です。
歴史関連の本をよく読むのですが、この筆者は歴史を学ぶ上での心構えを序章で書いています。それは私が日頃から感じていたことを明文化したものでした。
民族、国家とは何なのか。
歴史を学ぶときの善悪や価値観と言うのはどのようにとらえればいいのか。
歴史を学ぶと未来が見通せるのか
現在教えられている歴史というものは正しいのか・・・
などなど。
教育というのは往々にして権力者の恣意に左右される傾向があります。
なぜなら「勝者が歴史を書く」からです。
学問というものは「疑い」から始まるものでしょう。
疑わずただ与えられたものを取り入れることはただの洗脳です。
特に歴史は洗脳の道具になりがちです。ネットが普及した今そのようなデマや過ちが拡散しがちです。
私たちはそのような環境に置かれていることに十分留意して歴史を学ぶ必要があります。
本の要旨は唐とシルクロードを介した西域の歴史ですが、筆者は現在王道となっている西洋史が幅を利かせている歴史学に疑問を投げかけています。
唐や西域の歴史に興味がある方だけでなく歴史学についての認識に興味がある方も是非読んでいただきたい一冊です。
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