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JLPT 対策:日本語の接続詞の種類と意味〔説明〕

2017年11月29日

日本語講師のKenです。JLPT対策の接続詞の解説を書きたいと思います。7回目の今回は、「説明【せつ・めい】」についてです。
 

1.選択の意味
 

  前の事がらについての説明【せつ・めい】を述べる。
 

2.名称と種類
 

  「 なぜなら 」、「 というのは 」、「 だって 」。
 

3.使われる接続詞名と使い方
 

 1) なぜなら :文と文をつなぎます。
 

  a)使い方: 「理屈として理由を説明」し、ややかたい表現です。
 

  b)具体例
 

   a.自分は部長の意見に賛成です。なぜならこないだの試合で負けたのはスタミナ不足が原因だと思うからです。
 

   b.今日は学校を休校にすべきではないのか?なぜならインフルエンザでたくさんの生徒が学校を休んでいる。
 

   c.責任者を早く決めなければならない。なぜならこの問題は速やかに解決しなければならない。
 

 2) というのは :文と文をつなぎます。
 

  a)使い方:「というのは」はゆるやかに前の文の理由を述べる場合に使われます。
 

  b)具体例
 

   a.あの土地を買うのをやめることにした。というのは、地盤を調査した結果問題が見つかったからだ。
 

   b.明日映画見に行けなくなっちゃった。というのは、インフルエンザになってしまって。
 

   c.大事な内容は必ずメモしましょう。というのは、人は忘れやすい生き物だからです。
 

 3) だって :文と文をつなぎます。
 

  a)使い方:前の文の理由を言います。くだけた会話のみで使われ、書き言葉では使われません
 

  b)具体例
 

   a.今日はお風呂に入ってはダメです。だって熱があるんだから。
 

   b.全然テストできなかった。だって昨日急に用事が入って勉強できたかったから。
 

   c.本当にお腹がすいた。だって遅刻しそうで朝ごはんを食べて来なかったから。
 

   d.「あれ、髪切った?」「だって、明日はデートだからね。」
 

   e.「とても頑張ったんだね。」「だってどうしてもいい点数がとりたかったから。」
 

   f.「あれ、もう寝るの?」「だって、今日部活の練習がとてもきつかったんだ。」
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。Ken
 

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