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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Saoringo

ピアノの練習方法 譜読み編

Sep 1, 2020

こんにちは

ピアニストの手嶋沙織です。


ピアノの練習についてシリーズ化して更新していこうかと思います。


さて新しい曲の譜読みをする時、どうやっていますか?

これからご提案するのは、いつも私がやっている方法です。
(あくまでもピアニストの普段の譜読み方法として読んで頂けると幸いです。)

 

①目で読む!

 これは字の通り、楽譜を目で読みます。譜読みの時すぐに鍵盤に触りたくなりますが、鍵盤に触れることにより、楽譜を読むことが疎かになり手の動きに集中します。
ただただ楽譜をボーっと眺めるだけでも、同じ形の場所や強弱に気づきますので、後の譜読みが楽です!

 

②録音で演奏を聞く!
①で視覚から音楽情報を得ましたが、②ではその曲の全体像を聞いてみます。ここで聞いて頂きたい録音は作曲家の出身国と同郷のピアニストの演奏です。
なぜかというと、作曲家は普段話していた言語で音楽を作曲したからです。言語と音楽は密接な関係がありますので(アクセントの付け方やリズムの取り方の違い)最初に聞くのは是非作曲家と同郷のピアニストの演奏を聞いてみて下さい。

 

③その作品について書かれている本を読む!
なんだか難しく感じるかもしれませんが、まずその作品のバックボーンに触れるということです。
作曲家は私たちにとってとても遠くの存在に感じますが、面白話が結構あるのです!作曲家の本や作品について書かれている文献を読むことで、作曲家が我々と同じ人間だった!と気づきます。そしてその作品により近づけます。
どうも活字が苦手で。。。という方は、漫画でよむ作曲家などをお勧めします!分かりやすく的確に紹介されているので、読みやすいですよ!

 

④譜読み開始!まずはゆっくりなテンポから!
お待たせしました!やっと譜読みです!

いろんな譜読み方法がありますが、私は少しずつ増やしながら最後まで見ていきます。
8小節片手1回づづ、両手1回弾きます。テンポはゆっくりです。良く右手5回左手5回など数回繰り返して練習されるかと思いますが、繰り返して練習している間にもう片方の手で弾いていた情報を忘れてしますのです。。。(私の記憶力の問題かもしれません)
私は8小節片手両手1回を1セットとしてカウントします。ゆっくり弾けたら、その後の8小節をつなげてまた片手両手1回づつ進めます。そのまま8小節づつ(または切りのいい小節まで)増やしていきます。

このような形で譜読みを進めています。
ゆっくりなテンポで譜読みするため、音符だけでなく強弱やアーティキュレーションも気をつけます。

音符だけ読むので精一杯になりそうですが、ゆっくりなテンポ内で焦らず進めていくことがコツです!!

ゆっくりだけでは飽きてしまいますね。
練習の最後に1回好きなテンポで弾くのも楽しいですよ!(私もやっています!)


一緒に練習しよう!のコースでは、譜読みも一緒に行なっています。
指使いがわからない、1人では練習したくない。。。
そんな方、一緒に練習しましょう!



それでは!

пока!





This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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