「岩」の複数形は英語で rocks ですが、これを正しいスペルで書くことは意外と難しいのです。
1年生の心理では、/r/ /o/ /x/ と聞こえるので、rox と書いてしまいます。
そんな時は、「じゃぁ岩が1つのときはどういうの?」と尋ねます。
すると、「/r/ /o/ /k/」と答えが返ってきます。
そうしたらしめたもので、rock と書いてくれます。
ここで、roc や rok と書く子もいます。
音的には合っていますが、とうぜんスペルは違います。
そこで、「単語の最後に聞こえる/k/は ckと書く」と「短母音の後に聞こえる/k/の音はckを使う」というスペルのルールを思い出させます。 すると、rock と書いてくるので、そこで初めて「じゃぁ岩が2つあるときには何ていうの?」と問い、/r/ /o/ /x/ と言わせ、rocks と書かせませす。
その一部始終を収めたのがこちらの動画になります。
1年生のクラスでは日常茶飯事な光景です^^
このように、ダミーコ英語では「岩=rock, 複数形は rocks」とスペルで覚えるのではなく、
岩=/r/ /o/ /k/ だからスペルは rock で複数になったら rocks になる、という風に音と文字の繋がりを意識したレッスンをお届けします。
Comments (0)