モロッコでタクシーに乗るたびに夫が値切る時間が惜しくなって

Shibashiba

今は旅行どころではありませんが、10年以上前にモロッコに家族旅行した時の話を続けます。

当時はフランスで暮らしていて、モロッコは気軽に行ける観光地として人気でした。私は初めてでしたが、フランス人の夫はもう何回か行ったことがあったようです。

マラケシュの移動にはタクシーを使うことが多く、商売人の夫はそのたびに長時間値切っていました。彼の話では、タクシー運転手は現地の人か観光客かで値段を大幅に変えるということでした。

夫の粘り強い交渉のおかげで(-_-;)ぼったくられることはなかったわけですが、その都度幼い子どもを抱えて長時間待つのもそれなりに苦痛。

見ると、バスが走っています。

うんざりした私は「バスを使おう」と提案しました。

町はバスが整備されていて、かなりの本数が走っていました。

いつ終わるかわからない交渉を待っているより、バスの時刻表を見てバス停で待っている方がストレスがありません。

夫は「思いつかなかった!」という顔をしましたが、その方が安くつくので賛成。

バスはけっこう時間通りで、快適で、みんな同じ料金でした(当たり前ですね)。

観光客は乗っていませんでしたが、引退したヨーロッパのご夫婦に一度会いました。日用品の買い物を抱えていたので、マラケシュに住んでいるのでしょう。

個人的には、住んでいる人たちに混ざる旅が好みです。

专栏文章仅代表作者个人观点,不代表咖啡滔客的立场。

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