こんにちはSaori Kです。
今回はCafetalkを通して感じたことと、私の経験についてをお話ししたいと思います。
これは日本語を勉強している人だけでなく、他の言語を勉強している方にもお伝えできる内容かと思いますので
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
Cafetalkを始めて3ヶ月ほどになりますが、ありがたくもレッスン数は30を超え
いろんな生徒さんとお話しする機会がありました。
日本語を勉強されている生徒さん皆さんが非常に真剣に日本語の学習に取り組んでいることに
日本語が母国語である私はとても嬉しく思っています。
また日本語を使ってお仕事をしたいというお声も多く聞きました。
そこで一つ気になったことがあります。
それは生徒さんの中で「就職活動は日本語が完璧(ネイティブレベル)に話せるようになってから。。」という声を度々聞くことです。
確かに仕事で使うので、ちゃんと使えるようになりたいという気持ちはわかります。
でも企業が求めているのは日本語が完璧に話せる外国人なのでしょうか。
私は以前ブルネイという行ったことも聞いたこともない国の現地旅行会社で働いていました。
ブルネイの母国語はマレー語ですが、英語の普及率が非常に高く仕事に関しては
ほぼ英語でたまにマレー語というような面白い国で、就職した頃の私のTOEICのスコアは650点程度。
相手の言ってることがなんとなくわかる程度でした。
しかも就職してすぐに日本人の上司は産休に入ってしまい、正直その頃は採用してくれた日本人の上司にはめられたと思っていました笑
メールや電話などほとんどが英語でコミュニケーションを取らなければならず、
伝えたいことがうまく伝えられず、怒られたり悔しい思いをする日々が続きましたが
それでも自分なりに努力を重ねた結果、半年後にはサプライヤーへ文句の連絡をきっちり言えるようになっていました。
半年家で勉強しているのと、実践しながら英語を習得していくのではどちらが力になるでしょうか。
私はやっぱり実践あるのみだと思っています。
また最初の話に戻りますが、企業はあなたの第二言語のレベルをネイティブレベルまで求めていません。
ネイティブレベルを求めるならば、現地人を雇ったほうがビザの発給もしなくて済むし断然お得です。
つまり求めているのはあなたの母国語の言語+第二外国語ということで、
第二外国語はいわばオプションのようなものです。
もちろん第二外国語も流暢に話せればそれに越したことはないですが、
ネイティブレベルを求めているかというとそんなことはないのではと思います。
(もちろんお仕事の内容にもよりますが。)
極端な質問ですが、あなたならどちらの方と一緒に働きたいと思いますか。
1第二外国語も流暢だが、仕事に対してやる気がない人
2第二外国語はまだまだ不慣れだが、仕事は自分なりに一生懸命取り組む人
おそらく大体の人は2の方と働きたいと思います。
別の質問で言うならば、あなたの友達が外国人であなたの母国語で話してきた時、
ネイティブレベルを求めますか?と言うことです。
話が長くなってきたのでそろそろまとめたいと思いますが、ここでお伝えしたい重要な点は2点です。
1「第二言語をネイティブレベルにするまでは行動しない!」としていると
いつまでもアクションを起こせないということ
2相手は第二言語をネイティブレベルまで求めていない
まだまだ自分はうまく話せないから、、と億劫にはならずまずは実践してみると
思っていたより意外とできることもあるかもしれません。
Cafetalkではその実践の場がたくさんあります。
私を含め多くの講師がそのお手伝いができればと思っていますので、
まずはその一歩をご自身で踏み出してみてくださいね。
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