今週のテーマはスケジュール管理です。
私は、PC、スマホ、カレンダー、メモ、メモ帳の5つに記入します。
自分で忘れやすいことを自覚しているためです。
なぜこの習慣を続けているのか。実は大学時代まで遡ります。
レポートに追われ留年を迎えた危機に、
実験の担当だった教授から、
「私の研究室に毎日来なさい」
と言われ、毎日通うことになりました。そのときに
「計画表を立てたほうが良い。1週間と1ヶ月の予定を立てなさい」
と言われたことがきっかけでした。
最初は、1ヶ月の予定を立てるのに苦労しました。
1週間で何をどこまで進められるかがわかりません。
まずは、終わったレポートと終わっていないレポートの整理をしました。
終わっていないレポートは、何の項目が終わっていないのかを調べ、
全部まとめてノートに表を作りました。
次に、1ヶ月先の目標を立て、大まかな終了レポート数を計算します。
さらにそれを4分割して、1週間の予定に落とし込みます。
1日の目標は、前日にレポートの進み具合から考え、
明日は何をどのくらい進めよう、というのを記録します。
それを毎日朝夕に教授に確認してもらいました。
計画性がないと言われた私でも、
その年のレポートは全部提出し、何とか卒業することができました。
そのことを振り返って、何がうまくできたのか分析すると、
計画と結果を毎日書き続けることが重要ということに気づきました。
効率の良い学習法となると、普通は忘却曲線に従った計画を立てます。
学習後1日以内、1週間以内、1ヶ月以内に復習する。といった計画でしょう。
確かに長期計画は合ったほうが良いです。
しかし、計画を立てたことがない人が突然計画を立てようと思っても
なかなか予定通りに進まず挫折してしまいます。
そこで、私がオススメするのが、
メモ帳を使った計画・復習方法です。
「明日何をするか」を具体的に書きます。
例えば、明日1日で数学の問題集の基本問題1.2.3.4.5を解くことを目標にしたとします。
前日にはメモ帳に「基礎問題1.2.3.4.5」と書きます。
翌日朝にメモ用を見て、
「今日は数学の問題集の基本問題1.2.3.4.5を解こう」
としっかり確認します。
そして、終わったら1.2.3.4.5というように、自分で印をつけます。
夜にまた確認して、
「今日は基本問題1.2.3が終わった。明日は4.5.6を進めよう」
というように翌日の予定を立てます。
毎日計画すると、忘れることもなく残った問題は次の日に繰り越されます。
メモ帳は机の見える場所に開いておいてください。
他の人に見られるのが嫌な場合は、数字や記号だけでも効果があります。
みなさんも効率の良い方法を探しているなら、ぜひ一度試してみてください。
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