「典型的ないい子」の心の中

みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

ところで、皆さんにとって「いい子」の定義は何でしょうか？

仮に「親に言われたことを素直にする子」＝いい子とすると、

☆いい子の育て方☆
　　〇先回りをする
　　〇厳しく育てる
　　〇親の理想を押し付ける　　
　　〇ルールを多くする
　　〇子どもの意見を聞かない

このように育てれば、「いい子」には育つと思います。
ところが、何かをする時に「親」が判断基準となってしまうため、
次のような特徴が出てきます。

☆いい子の特徴☆
　〇受身で自主性がない
　〇感情表現が乏しい
　〇人の顔色をうかがう
　〇自分で決められない
　〇反抗期がない
　〇自己肯定感が低い

親が絶対的な立場にあり、親を怒らせないように行動するので、
心の中では抑え込んだ感情が溜まり、マグマのように何かをきっかけに
爆発し得る状態にあります。

事件を起こすような「いい子」にはこのように育てられた可能性があると思います。

また、表面上は静かに見えていても、親の見えない場所でストレスを発散したり、
問題行動に繋がる危険性もはらんでいます。

私自身、厳格な父の影響で高校までは不自由な環境に置かれていました。
その結果、「いい子」だと思われていたのですが、溜まったストレスを
髪の毛を抜くことで発散していた時期があります。

最近になってそれが「抜毛症」という精神疾患の一つだったということを知りました。

お子さんに圧力をかけていませんか？

支配と服従の関係は大人になってからも様々な影響が出てくるので、
ぜひ話し合いで決めて欲しいと思います。

やりたくないことは、無理にさせないのが一番です。
お子さんのやりたいことを、させてあげましょう♪