熊本城の「武者返し」は、忍者、侍、戦対策です 他の城との違い 知っていたらすごい

anegawa

九州の熊本県にあるお城、熊本城石垣が他の城と違うという点で有名です。


それは、熊本城独特の武者返しです。


武者とは、武士の「武」忍者の「者」から取ったものと言われております。



つまり、戦(いくさ)のときの武士、侍、忍者対策用の石垣の工夫をいいます。


忍者は、戦のときではなく、平時の情報収集目的でお城に忍び込みます。



その武者返しの城の特徴は、石垣が最初は登り易く、だんだん上に登るにつれて


急こう配になり登りにくくなる点です。




熊本城と他のお城の石垣を写真で見比べてください。


熊本城以外のお城は、最初から急こう配です。


最初から地面に対してほぼ90度で登りにくくなっています。



熊本城は、最初はなだらかな石垣ですが途中から急な勾配になっています。


敵は、最初楽に登れると思い、途中でこれ以上石垣を登るのは無理だと気付きます。


気付いたときは、すでに遅くあとは下に落ちるだけです。



殿様の加藤清正(かとうきよまさ)、よく考えて城を作りました。




熊本城の武者返しの目的は、あまり知られていませんが、もうひとつあると言われています。


城を守る側が、登って来る敵を城の上から見ると、登り易いと思って登って来る敵は、


体の表面積が広くなっています。



敵が上に登るにつれて、敵の体は縦になりますから体の表面積は小さくなります


敵の表面積が広い方が狭いより、城を守る側は守りやすい訳です。


城の上からの攻撃で、鉄砲で撃ったり、槍を投げたりする場合、


敵の体が横になっている方が表面積が大きく



縦になっている表面積が小さい状態より武器が当たり易いということです。


敵を油断させて早く石垣を登らせ、早めに攻撃するということです。




武者返しの最初の理由、目的は、割と知られていますが、


二番のは、あまり知られていません。


熊本城に行く機会があったら、日本人に話してみましょう。



すごく熊本城のことをよく知っていると思われますよ。




日本語を勉強しているみなさん。


日本に来たらいろいろなお城に行ってください。熊本城に行ってください。



日本に住んでいる外国人のみなさんは、いろいろなお城にいってください。



忍者や侍に会えますよ。




アルバイトの忍者、侍ですが。




なお、忍者は高い壁も飛び越えることができます。


これは、トランポリンを使っているからです。


オリンピック競技のトランポリンは、忍者が起源です。


冗談わかりますよね




私のプロフィール、口コミも見てくださいね。忍術はないですが、手品があります。


Added to Saved

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »
Premium ribbon

from:

in:

Categorie insegnate

Language Fluency

Giapponese   Madrelingua
Inglese   Conversazione quotidiana

Le rubriche di anegawa più lette

« Tutte le rubriche
Got a question? Click to Chat