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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Mari S

タイのお金

Oct 5, 2022

今日は、タイのお金について話したいと思います。

タイの通貨は「バーツ(Baht)」と「サタン(Satang)」があり基本的に「タイバーツ」などと呼ばれています。

サタンは50サターンと25サターンの2枚あります。サタンはバーツの1/100なので『1バーツ=100サタン』ということになります。わかりやすく説明すると、

1バーツ=50サタン2枚又は、25サターン4枚

ではお札について
お札は1000バーツ、500バーツ、100バーツ、50バーツ 、そして20バーツあります。
表は今の王様の顔そして裏は歴代の王様の顔です。
 裏はタイ・チャクリー王朝の歴代の王であるラーマ1世から現在在位しているラーマ10世の顔が載せられています。
20バーツラーマ1世と2世
50バーツはラーマ3世と4世
100バーツはラーマ5世と6世
500バーツはラーマ7世と8世
そして1000バーツはラーマ9世と10世です。

タイ・チャクリー王朝の歴代の王であるラーマ1世から現在在位しているラーマ10世がどのような人物だったのか?当時の時代背景や人柄、政策の内容などをまとめてご紹介します。


※ラーマ1世は、現在のバンコクに都を建設し、チャクリー朝を興した人物です。

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ラーマ2世は、タイの偉大な文豪にも数えられるほど、文学面で功績を残しています。

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ラーマ3世の治世では、戦乱が少なかったため、インフラ整備にも力を入れることができました。50以上の寺院を建設・修繕するなど、チャクリー王朝の建設に大きく貢献しました。

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ラーマ4世は西洋諸国との関係を重視していました。そのため、イギリスからアンナ・レオノーウェンズという家庭教師に招き入れ、子弟に西洋の教育を受けさせました。
王様と私という映画で 有名ですね。

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タイの独立を守ったラーマ5世はタイ三大王のうちの一人に数えられ、今でも国民からの人気が高く、肖像画が首飾りやポスターになったり、像が仏壇に置かれたりしています。

 ※
ラーマ6世はタイ王朝で初めて海外留学を経験した王であり、文化・文芸の才能に優れた王でした。ラーマ5世の改革を引き継ぎ、「義務教育制度の導入」や「空港・発電所・水道設備の建設」、「仏歴の採用」、「一夫多妻制の撤廃」、「タイ赤十字社の設立」、「国際連盟への加入」など、タイの発展に大いに貢献しました。 

※ラーマ7世は子宝に恵まれなかったため、ラーマ7世の甥であった当時10歳のラーマ8世が王位に就きました。ラーマ8世はスイスで勉学に励んでおり、第二次世界大戦が終結した翌年1946年にタイへ帰国したが、その年に変死を遂げました。

※ラーマ9世は農村の開発や、貧困の解消に尽力してきました。自ら地方巡視に訪れ、各地の村々で演説を行いました。国民に寄り添う姿から、国民の信頼と尊敬を集めました。 
 ラーマ9世は質素かつ倹約的なライフスタイルを自ら実践することで、国民に「足るを知る生活」を呼びかけました。そしてその人柄は、国民からの絶対的な支持を受け、王の中の王と称されるようになりました。
※ そして

現在の王・ラーマ10世

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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