英検1級リスニング
・リスニング対策はどのように行えばいいの?
・英語でニュースを何度も聞いたら、リスニングができるようになるの?
・リスニング中は目をつむって集中して聞くといい?
・リスニング中はメモを取った方がいいの?
英検1級のリスニング勉強を進める中で、このような悩みや、疑問を抱える方は少なくないのではないでしょうか。
そこで、英検1級のリスニング対策方法を、パート1から4まで全3回に分けてお届けします!
パート1準備
英検1級のリスニングテストのパート1は、短い会話の後に、それに関する10問の連続する正誤問題があります。
パート1に限らず、リスニングセクションを解く際には、先読みをすることが重要です。しかし、英検1級では、リスニング問題を先読みするための時間が設けられていません。そのため、リーディングセクションを素早く終わらせ、リスニングの先読み時間を確保します。
リーディングの時間配分
リーディングセクションには100分の時間があります。英検1級を受験する方の多くは上級者であると思われますので、100分を使い切ることは少ないかもしれません。残った時間を、リスニングの準備に使います。
リーディングセクションの中でも、最初の問題である25問の語彙問題は、10分で終わらせましょう。
次に、長文の空欄問題が3問ずつ、2セットあります。1セットあたり5分ずつ、合計10分。そして、長文の内容一致問題が3セット。それぞれのセットを10分、10分、15分で合計35分。
ライティングセクションは、たっぷり30分を確保します。
これでトータル85分で終わらせることができます。
解き進め方
パート1では、残念ながら設問が問題の中に載っていません。選択肢を読むことで状況を推測しましょう。
例えば、選択肢の中に「Cat - 猫」のような単語が出てくる場合、ペットの話をしている可能性があります。それだけでも先読みの効果があります。
この時に重要なのは、要点になる部分をメモしたりアンダーラインを引いたりすることです。選択肢を読んでいる時に、「ここがポイントになりそう」「ここは聞かれそう」と思う部分を書き込んでおくことで、解く時に助けになります。
解くときは、リスニングの音声に集中して問題を進めるのではなく、選択肢と照合しながら問題を解いていきます。このとき、先ほどのメモが役に立つはず。選択肢の内容をすぐに把握できるので、聞きながら「これが正解だ!」と見つけることができるでしょう。
パート1勉強法
勉強に使うテキストは、最新の過去問題集を使うことをおすすめします。その他にも、「最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇」という本がオススメです。これらをやりこみましょう。
英検1級のリスニング全体で、パート1の難易度は低めです。1級に挑戦しようという人であれば、基本的には音を聞き取ることはできるはずです。そのため、練習するのは、パート1を解答する上での独特なリズムです。
選択肢をメモした上で、音声を聞き、選択肢と照合しながらマークしていく。
このリズムを、たくさんの練習を通して身につける必要があります。
過去問とリスニング専用の問題集を使って、何度も何度も練習しましょう。そうすることで、高い正答率へ到達できるはずです。
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