10年後、20年後と積み重ねることで生まれる価値に投資する

Mikaloha

ALOHA*:*:✼✿:*:.。✿. 


私が現在滞在しているオーストラリアは真夏が終わり始め、だいぶ涼しくなってきた頃です。
ただ太陽の日差しはギラギラです・・そして私がいるQLD州ゴールドコーストは年間の晴れの日が350日くらいと言われるほど日照時間の長い場所ですので、ビタミンD不足になりやすい、鬱に弱い私にとっては本当にありがたい環境でございます。

こちらで新しいプロフィールの撮影をしましたので、写真変更していますがMikalohaです^^





さて、本日は【学校では教えてくれない!けど本質すぎるテーマ】コラムシリーズ第一弾です。(勝手に命名)


とは言っても私が日々気づいたことや、

「5年前・・いや10年前ににこれに気づいていれば良かった・・」

と感じた本質的な気づきのひとり言を綴っているだけですので、偉そうにアレコレ教えるようなつもりはありません・・^^;(これからもきとずっと、そう)


ですが、どれも自分自身はもちろん、身内や大切な友人、そして私と関わる全ての人に「これは本質的に大切なことだよ」と身を持って、自信を持って言葉にできる要素たちでもありますので、ぜひ楽しく参考いただけますと嬉しいです!
そしてこの記事を読まれた方にとっての何かのヒントや気づきとなれば、何よりです。



お金とは対象の価値をただ分かりやすく数値化した指標のひとつ



えーまず初めにお伝えさせていただきますと、私は占い・スピリチュアルを起点とした医学を研究することを本業としておりますが、同時に1人の駆け出し経営者でもあります。基本リモートでの業務になるため雇っている社員はおりませんが、外注でフリーランスの方に業務を依頼することはあるような形で、こじんまりと細々マイペースな会社です(一般社団法人を運営しています)
*しばし前提が長くなりますが、この考えが生まれた背景や基盤の部分でもありますのでしばしお付き合いくださいませ。

そのため、わりとなんでもかんでもお金や時間に換算すると・・という概念をベースの考えを持っています。誰かに仕事をお願いする時は相応の時間と対価を求めなければいけませんし、自分や関わる方が動いた時間でどれだけ世の中の誰かや何かのためになったのかを、冷静かつ客観的に価値を測る必要があります。

となると、何かの価値を数値化する時にお金って分かりやすくて便利なんですよね。良くも悪くも。


これはおそらく、私が社会人なりたての時に不動産業界というバリバリの「THE★資本主義社会戦争」に出ていた影響です。
当時は若くて大した経験もなかったわりにその分時間を犠牲にし、経済界に身を置くことでレバレッジがかかったことで収入こそは高かったけど、まさに戦いの日々でしたので精神心身共にくたびれたものです。

おかげでビジネス筋力がつけられました。まだまだ学びの最中ですが・・。


そのため「お金は好きか」と問われたら、

「お金は自身の概念+一エネルギーの一種なので、好き嫌いとか次元ではなく大切なもの。その時必要な分(エネルギー)は必要だし、飢餓に備えて余剰にあっても良いけど滞ってはいけない。しかし悪いお金は身を滅ぼすのでいらん。」と答えます。


意味のない貯金にはあまり興味がなく、今でも日々お金を稼ぐ本当の意義、どんなことに使いたいと思っているか、そして限りある時間やお金をどこに投資したいのかの出口まで考えている中での、今回のテーマに至ります。


これまでに嫌という程この世界の資本主義社会の仕組みを知り体に染み込ませられ、人の年収がどーのこーのとか、ブランド物のネームバリューだの、銀行の借り入れと信用力が得られるのはこんな職業だよーだの、あからさまに「お金を生む力=人の価値」みたいな世界にいましたのでウンザリした反面、「実際世界はこのルールで動いてしまっているよね」という現実があるのも事実。


資本主義社会の良い面悪い面共に知るとウンザリする反面、分かりやすいほど分かりやすすぎる仕組みでもあります。やはり世界中の人々がお金のパワーを共通認識として持っている以上、何かしらの行動、仕事、人間関係、生活において「Value(価値)」という概念は絡んでくるわけです。


私たちが平等に持っている時間にもValueはあるし、お金以外にも年齢、見た目、性別、学歴、住む場所、所有物、勤めている会社なんかも社会からはValueがいかほどかと問われてしまうのですよね。倫理観や善悪はさておき、それが資本主義社会です。私たちはそんな時代に生きています。



この原理だけで見てしまうと、ぶっちゃけ「お金さえあれば、だいたい好きな物を手に入れられるし、好きな所に住めるし人間関係も選べるようになるし、自由な選択肢は広がります。」


そんな中で私が感じた「お金がなくてもできる。むしろお金があれば買えるものでもなく、誰でもやろうと思えば今すぐ投資できる要素」がこれからお伝えしたいことなのです。



今この瞬間価値化できることと、長時間を要するけど換えの効かない価値のあるもの

 
いきなりですが、インスタントラーメンって超便利ですよね。

ファーストフードや冷凍食品もそうですが、すぐに食べられるしお腹いっぱいになるし、まあまあ美味しいし一応栄養もあるから飢え死もしませんし。

だけど、ずっと摂取し続けたらなんか不健康そうですよね。


実際に個人のYouTubeやブログなんかで実験的にジャンクフードを食べ続けた人の体は、短期間で皮下脂肪がとんでもなく増えたという情報も出ていますし、

アカデミック界でも豪マッコーリー大学の研究チームによると、たった8日間欧米型の食事(飽和脂肪や精製糖が多く使われている)を食べ続けるだけで、食欲の調節や記憶をつかさどる脳の一部、海馬(かいぶ)の機能を損なわせることが明らかになった。と研究結果も発表されています。


これは一つの例えですが、
自分の仕事や生き方みたいなものに置き換えてみたらどうなりそうでしょうか?



・短期間に一気に稼げる(栄養は取れる)けど、心身の健康が損なわれるほど負荷のかかる仕事
・楽してたくさん稼げるけど、誰かや何かを騙したり裏切ることで成立するビジネス
・お互い深い所まで踏み込まないけど、何となく一緒にいたら寂しさが紛れて欲求が満たせるけど、実はお互いのことを何も知らない、理解していない関係



・・・インスタントは即座、即席という意味ですから便利で自分の欲求を今すぐに満たせる手段です。
ですがインスタントばかりを続けていると長続きしなさそうなのは明白ですし、同じ時間を費やしたとしてもその中身は実は空っぽだった・・なんてことになりそうですよね。


私個人としてはもちろんインスタントを活用することもありますが、意識して本質が積み重なるようにしています。
例えば

 
信頼・誠実さの積み重ね。


これは今お金がなくても、経験がなくても今この瞬間から投資できることのひとつです。

もしAさんが

「この人とは多分一生合わないだろうから、適当に約束を破ってもいいよね」

と未来の想像や可能性を全くみず、目の前にあることだけで判断していたとしたら・・

不誠実な対応をされた方の人は、今この瞬間より先々もっと長い未来の時間の中でAさんに何か困ったことが会った時、「あの時あの人は不誠実に自分に対応して、約束を破ったから」とAさんを積極的に助けようとしないでしょう。

今はSNSなどでフォロワーの数やイイネの数が可視化されているような世の中ですが、
同様にそのフォロワーの数の問題でもないような気もします。


自分のことを応援してくれる人がどれだけいるのか?
自分が困った時に助けようと動いてくれる人がどれだけいるのか?


本当に切羽詰まった時、いつもは「いいね!」ボタンは押してくれるけれどいざとなったら何も手を差し伸べない1000人の人より、普段はSNSもみていないしただ黙って見守ってくれているけれど、いざという時にサッと心から寄り添って具体的な助けをしてくれる1人の存在がどれだけ大切であるか・・。

誰にでも迎合するわけではありません。

お金や損得だけじゃない、「この人ともっと話したい関わりたい」と思ってもらえる人ってどんな人でしょうか?

人との繋がりは本当に大切です。
そしてその信頼の積み重ねが、何十年後に結果となって表われてくるでしょう。




若い女性のスーパーマリオ状態を認識する


これは以前にも別のコラムで書きましたね。
今回はこれの補足という形になります。

若い女マネーというスーパーマリオ状態、または目に見えない期間限定通貨の呪いについて
https://cafetalk.com/column/read/?id=237152&lang=ja


この記事を読まれている方には女性の方も男性の方もいらっしゃるかと思いますが、私自身が1人の女性として生まれ育ち、社会に出て感じた女性個人の意見と、もし私が「若い女性」という立場でない人だとしたら・・と客観的に見たときに感じるであろう意見がMIXしています。


私はこれまでの人生で十分「10代〜20代の若い女性」という時間を過ごしてきました。
いわゆる生物学的には「子供を健康に産める年齢域であり、外見的にも美しく、若々しい」という意味で価値のある年代です。

もちろんルックスがどうのこうのとありますが、ざっくりと基本的に「健康的で若い女性」には、生物学的(本能的)に何もせずともそこで息をしているだけでありがたがられる存在であるのが人間界(その他動物界含め)でのデフォルトですよね。

フェミニズム的な価値観はより高度な知性と社会性を含むものですので、ここではあくまで雑に「生物学的に」という括りで書いております。

そう。なんだかんだ社会からの女性に対する本音は「若い個体の方がより良い」である事実はそこにあります。
特に女性は出産年齢のリミットやリスクが男性に比べて制限がかなりあるので、より若いというだけでの希少性が高まるのでしょう。


そうなると、いわゆる「若い女性」というのは生まれて親の保護の下に育ち、学校で学び社会に出て親元を離れてからもずっと社会からは「とりあえず若いだけで価値が高いですよ、あなたは」という他人からの評価で初めての社会に出て行き、生きることになるわけです。

実際、女性が経済的に困窮した時に風俗などで性を売ることで生活を成り立たせようとする方が多くいるのが、現代も歴史を見ても明らかにある事実です。

水商売もそうですが、より人の本能と欲求が浮き彫りになる世界だと本当に分かりやすいくあからさまに「若い女性」の価値がお金となり換金できるというのがよく分かりますよね。

逆にいうと、若く亡くなって美しくなくなったら今まで換金できていた価値はゼロとなります。

でもこれは決して水商売の世界でだけ起きていることではありません。


ありとあらゆる場所で、女性に生まれたというだけで自己認識を正確に測れなくなる機会はたくさんあるわけです。
「若い女性」であることが問題ではなく、私が警告しているのはその性質により「自己認識」にエラーと乖離が生まれて、それにより女性自身が不幸になることなのです。


例えば分かりやすく言うと、そこまで仕事はできないし数字を見ても大した成果を上げていない女性がいたとします。
たまたま仕事の昇給や評価をする人物が男性で、異性としてその女性がとてもタイプだったので仕事上の評価はイマイチだったとしても、「この人は自分が好きだから」と実際はCくらいの評価なのに、それ以上のS評価をすることがあるかもしれません。

しかしその女性が自分の成績や成果を客観的に判断することをしなかった場合「私の仕事ぶりはSに値するほど高いのだ」と素直に認識して自分の仕事ぶりに満足します。

もしここで事実に沿って「私はこのままだとCなのだ」と認識していれば、さらに仕事上で頑張ったり努力をする成長の機会になったかもしれません。


一方同僚の男性はそんな甘い評価はされず、現状のままの「B評価」を受け、自分でもそれくらいだなと認識したため相応の努力をして、未来では先ほどの女性よりグングン成長していくことになるでしょう。


そして10年後、先ほどの女性は「若い女性」価値がなくなりつつあることで、本来受けていた評価より低い「現状のままの評価」をされるようになります。

「前にS評価を受けた時と同じくらいやっているはずなのになぜ・・?」と混乱しますよね。

その間に自分がたまたま「若い女性だったから」に気づけていたらまだ対処の仕様はあるのですが、当時のままの気持ちや自己認識で時間が経ってしまうと、どんどん社会からの評価と自己評価にギャップが生まれてくるわけです。



女性はどこかのタイミングで意識して自分の若い女バリューから切り替えないといけない


人が苦しみを感じることの要素はだいたい「自己認識」のギャップからくると思っています。
いわゆる理想と現実のギャップが大きい。ギャップが大きいことに気づけていれば狂いませんが、そこに気づいてないと「なんでこんなうまくいかないんだ!」と苦しむという流れです。


生まれてからずっとそこにいるだけで「あなたは素晴らしい」「若くて綺麗で価値がある」「存在そのものが大切」と言われ続けた若い女性がその価値が一生あるのだと認識し続ける限り、そこに成長はありません。


もちろん、「若い女性」というだけで見られる社会からの目や印象を受けるのはそれはそれで仕方がないですし、人の好意を無理に拒否する必要もありません。

ですがそんな自分の状況とは別に


・もし私が女性ではなかったらこんな扱いは受けるだろうか?
・この人は私が女性だから仕事の評価している?それとも本当に技術や成果がついてきているから?
・もし私が今受けている境遇が若いからだとして、もし若さがなくなったらどうなるだろう?
・歳を重ねる毎に増えていく価値ってなんだろう?


少し俯瞰的に、自分の置かれている環境と存在を見つめてみる目を養ってほしいのです。
そこで辿り着いた答えの中に、「10年後、20年後にも続く価値」のヒントがあるはずです。

おそらく結婚・出産などを機会に自然と振り返って切り替えることができる方もたくさんいるかと思います。


そして女性と男性はやはり生物学的に脳の構造や体の構造も明らかに違いがあります。
社会的な男性観女性観と、生物学的な男性女性の姿を混合するのは、私はナンセンスかと思いますので、明確に分けて考える必要もあると考えています。


ジェンダーギャップをなくそうとしているグローバルの流れがある中で困惑することもありますが、あくまでその流れも時代の流れのひとつです。


一番はその中でも「自分がどのように生きたいか」「人生で何を大切にしたいか」など自分にとって心地よい生き方スタイルのような基礎があることが前提です。


もしあたながその生き方スタイルの中に「仕事」「社会での使命」を果たすことが重要項目に上がるのであれば、若い女性バリューの認識はどこかのタイミングで切り替えることは必須となります。

とはいっても、ある日いきなり「今日から私お姉さんからおばさんね!」というように急に切り替わるわけではありませんよね(笑)


日々ゆっくりと時間をかけて、意識の自己改革を進めていけば良いのではないでしょうか?
人によってタイミングも全然違いますし^^



指標として、西洋占星術的は自然の流れに沿うと25歳くらいまではキラキラとした金星期ですので、社会的な評価がどうのこうのより「個体としての自己の満足感」を養い探し求める期間です。それまでは変に年齢が〜社会が〜なんて考えているより、自分の魂がキラリン♪ワクワクっとすることを追い求めてほしい時期ですね。


26歳くらいから太陽期に入り、より社会と自分との繋がりや役目を意識し始める時期になります。
いよいよ動き出す火星期の35歳くらいまで十分時間はありますので、そこでスムーズに自己内意識改革ができれば御の字かと思います。



そして35歳〜からは、それまでの男だからとか女だからとかという縛りからは解放され、より自分という個体の動きによって世界や社会に影響を与えていくキーマンとなっていく火星期に突入していきます。

その後も開放とより広く大きく影響を染み渡らせていく木星期、長年積み上げてきた成果と実績が強固な立場を作るフェーズに入る土星期と、年齢を重ねていくにつれ確かに何かを掴み取っているような感覚が得られるのが私たち本来の姿です。

そこには悲壮感も焦りもなく、ただ歳を重ねるからこその精神の自由と自信がついてくる姿が映っているものです。



今この瞬間私たちが手にしているものは永遠に続きません。


しかし、意識して積み重ねて形を残していくことは今この瞬間から可能です。


今日はお金も才能もいらない、誰でも時間を利用して積み重ねることができる

・信頼と誠実さ
・年齢や性別にとらわれない価値を見る

を主なテーマとしました。



「今の私はどの場所にいるのだろうか?」

「年齢や物質的に持っているものではなく、得意なエネルギーの使い方や種類を知りたい」

「私の得意な方法で未来に積み重ねていけるものってどんなもの?」



この記事を読まれた方が続く人生の数十年先の未来に向け、積み重ねるべき手段を考える機会となれば幸いです。


長く時間のかかるものは、今すぐ成果が目に見えません。

「こんな無駄なことに時間とお金を使うなんて・・」

と思うくらいのものが、おそらくそれです。
そしてその多くは誰かが導いてくれたり答えをくれるものではありません。
自分自身で気づき見つけていく必要があるからです。



私からもそのためのヒントとなるお手伝いをしていますが、あくまできっかけ作りとサポートですのでやはり答えを持っているのは皆さん自身です。


皆さんのお考えや今後のビジョン、そしてお悩みなどがあればぜひMikalohaにお声かけください!


Mahalo..
 
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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