こんにちは!かなでピアノスクールのかなです!
コンクールや発表会で、速いパッセージが転んでしまった経験はありませんか?指を正確に動かすためには、ただ速く弾くだけではなく、適切な練習方法が必要です。今回は、速いパッセージを安定して弾くための3つのポイントを紹介します。
1. ゆっくり弾いて「正しい動き」を身につける
速く弾く前に、まずはゆっくりしたテンポで指の動きを確認し、無駄な力を抜きましょう。
例えば:
- メトロノームを使い、通常の半分の速さで練習する
- 1音1音を均等に鳴らすことを意識する
- 指を鍵盤の上で無駄に浮かせないようにする
2. リズムを変えて弾く
同じ速さで弾くだけでは、指の動きが安定しにくいため、リズムを変えて練習することでコントロール力を高めます。
例:
- 「長短交互のリズム」で弾く(♪-♪ ♪-♪)
- 「逆のリズム」で弾く(-♪♪-♪)
- 「アクセントの位置」を変えて弾く
3. 片手練習とグループ分けを活用する
両手で弾くと混乱しやすい場合は、まず片手ずつ練習し、次に短いグループごとにまとめて弾くと効果的です。
効果的な方法:
- 右手と左手を分けて練習し、それぞれの動きを確認する
- 4音ずつ区切ってグループ化し、短い単位で反復練習する
- 弾ける部分と弾けない部分を明確にし、重点的に復習する
まとめ
速いパッセージを安定して弾くためには、「ゆっくり弾いて正しい動きを身につける」「リズムを変えて指を鍛える」「片手練習とグループ分けを活用する」の3つが重要です。この方法を実践すれば、速い曲でもミスを減らし、自信をもって演奏できるようになるでしょう。
次回の記事は「表現力を豊かにするための練習法」です。お楽しみに!
回应 (0)